2017/10/13
ハーブのある暮らし~キッチンハーブとインテリア~
こんにちは。五反田ショールームの水谷です。
五反田はJR山手線と東急池上線が乗り入れていることもあり、駅周辺には飲食店も多く、いつもたくさんの人でにぎわっています。でも少し路地に入ってみると閑静な住宅エリアもあり、イタリアンレストランやパン屋さんなど、静かでこぢんまりとしたお店を見つけることができます。
イタリア料理といえばハーブを思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、皆さまはお家でお料理されるとき、「すこしだけハーブを使いたい!」ということはありませんか?今日はお家で育てるキッチンハーブのお話しをしたいと思います。
1.キッチンハーブは秋からでもOK!
ハーブは春から夏にかけて育てるというのが一般的ですが、なかには秋から冬にかけて育てるのに適したハーブもあります。
この季節に適したハーブはローズマリーやオレガノなど、低温に強い品種になります。秋からは気温が低くなるため、春夏に比べて害虫が少ないというメリットもありますね。
「家には庭がない!マンションだから無理!」という理由で、あきらめている方もいらっしゃるかもしれませんが、窓辺においた小さな鉢やベランダのコンテナでも、ハーブを育てることができます。
一戸建ての住宅では、窓に面してキッチンが配置されている間取りもありますが、マンションのキッチンは窓から離れた部屋の奥に配置されている間取りが多く、日当たりが良いキッチンというのは難しいかもしれません。
ハーブの成長には、日当たりと日照時間がとても大切です。窓のないキッチンでハーブを育てる場合、やはりお天気の良い日中は、風通しが良く日の当たる場所に移してあげたいですね。
2.お料理やハーブティーに
すくすくと育ったハーブは、お料理やハーブティーのほか、バスルームでも活躍してくれます。
例えばパスタやサラダの仕上げにイタリアンパセリやバジルをのせて。
ミントやカモミールなどはハーブティーに。
またバスタブに入れて香りを楽しむのも良いですね。
お家で育てるハーブは、無農薬で新鮮ですから、からだにも心にも良い効果が期待できます。
3.キッチンハーブを楽しむインテリア
キッチンハーブには、ぜひハーブのためのスペースを設けてあげたいですね。毎日のお料理も、ハーブのグリーンを見ながらですと、気分もアップするのではないでしょうか。
先ほどキッチンの間取りのお話しをしましたが、マンションなどでキッチンが奥に配置されている間取りでも、開放的なオープンキッチンにすれば、リビングダイニングとの一体感もでますし、季節によっては日も入ります。
最近では閉鎖的なクローズドキッチンよりも、だんぜん対面キッチンをご希望される方が多くなっています。また、対面キッチンでも極力、壁を少なくして吊戸棚もつけず、そしてカウンターも奥行きのあるフラットタイプが人気です。
このような広いカウンターがあれば、キッチンハーブを置くこともできますし、そこで軽くお食事をいただくこともできますね。
▲参照:WOODONE
ハーブのグリーンは、さまざまなテイストのインテリアとも相性が良いですが、ナチュラルなテイストがお好みの方でしたら、キッチンは木目調に、そしてフローリングや飾り棚などに天然木を使用すれば、さらにハーブのグリーンが映え、インテリアの自然な風合いが引き立ちます。
このようにキッチンハーブは、お庭がなくても育てることができますし、マンションでも大丈夫です!まずは種まきから、あるいは苗を買ってきて、気軽に育ててみるのはいかがでしょうか?
住宅のインテリアでは床や建具などに木製または木目調が使用されることが多く、ブラウン系やホワイト系のカラーが基調となります。お部屋を見渡してみると、グリーンやその他のカラーがあまり使われていないことに気づきます。
カラーを取り入れるとなると、ラグマットやクッション、カーテンなどのファブリクが中心になってきます。このようなインテリアのカラーは個人でお好みもありますし、必ずしもグリーンが入っているとは限りませんね。
でも、キッチンハーブのグリーンでしたら、場所をとらずにどんなインテリアとも調和してくれます。
もともとグリーンという色は安心感や調和を表す色です。植物や森などの自然の色でもあるので、気持ちを穏やかにし、心をリラックスさせてくれますね。また、からだや心の疲れを癒したり、疲れた目を休ませたり、緊張を緩和するなどの効果もあるそうです。
このような意味でもキッチンハーブを育てて、ハーブのある暮らしを、ぜひはじめてみてはいかがでしょうか。
キッチンでプチ・ガーデニングを楽しんだり、ナチュラルなインテリアとしてハーブを取り入れたり。そんなお部屋づくりのアイデアは、ぜひ私たちひかリノベにおまかせください!