2017/3/3
湘南の鮮やかな色彩を自宅で楽しむ。湘南ガーデニング事情
こんにちは。ひかリノベ湘南の春永です。
今回は湘南の気候事情や潮風に強い植物・ガーデニングの楽しみ方などお伝えします。
海の近くに住んでいると、どうしても塩害を完全に避けることはできません。
塩害とは…高潮による海水の浸入や、塩分を多量に含む潮風などによる災害のこと。植物が枯れたり、送電線の絶縁不良を招いたりします。
それでも海の近くに居住することを好む人は工夫して、塩害に強い植物や、手入れし易いガーデニング用品を選ぶことで、シーサイドライフを楽しんでいます。
1.潮風に強い植物
皆さんは海沿いにある植物というと何を思い浮かべますか?
椰子の木・ドラセナ・ソテツ・ハイビスカス・プルメリア・ストレリチア・バナナの木など、様々な植物が海沿いの住宅にはありますね。
私がまず選んだのはソテツとココスヤシ。
潮風に強く、手がかからずにリゾート感が味わえる植物です。
【ソテツ】
海沿いには必ずありますよね?
潮風にも強く寒さにも強い。
そして何より手がかからない! これが一番ですよね!
このソテツ、やっぱり夏が好きらしく、本格的に夏が始まるとぐんぐん育ってきます。
葉の色は深くツヤツヤした緑色になり、やがて花が咲きます。
余談ですが、ソテツにも男の子と女の子があるのをご存知ですか?
【ソテツの男の子】
我が家にやってきたソテツは男の子でした。
ある夏の日の朝、目が覚めると昨日はなかったものが…
花が咲いたんですね。
そこから数日でぐんぐん育ちました。
ソテツの花は10年に一度しか咲かないそうです。
うちの子は2年で咲き、それから毎年咲くようになりました。
花というよりパイナップル? トウモロコシの芯? のようですが…。
でも、この時期は日々変化していくので楽しいです。
【ソテツの女の子】
女の子はコチラ!
男の子とは違い、花が咲き終わると秋から冬にかけて赤い実がたくさん詰まってきます。
ただ、この実は毒があるそうなので要注意です!
(口にしなければ大丈夫なのでご安心ください)
【ココスヤシ】
ココスヤシは潮風に強いだけでなく、耐寒性があり、なんと-7℃まで耐えられます。
害虫もあまりつきにくいので、同じヤシの仲間でもアレカヤシやフェニックスよりも手入れがしやすいです。
高さは7~8m位になりますが、成長は非常にゆっくりなので、シンボルツリーにするには最適です。
塩害地域に住まいがあっても、逆に海沿いだからこそ似合う植物があります。
都会の土地事情では植えられないような植物が、この湘南地域では楽しむことができるのです。
2.潮風に強いガーデニング用品
緑のお庭ができたら、ガーデニング用品にもこだわりたいですよね。
我が家でこだわったのは、このガーデンテーブル&チェアーです。
出典元:http://www.quiet-hours.jp/
クワイエットアワーズさんで購入したガーデンテーブル&チェアー!
天気のいいお昼にはバルコニーやお庭で潮風に吹かれながらコーヒーを飲んだり、本を読んだり、BBQを楽しんだり…
夜には月や星を楽しみながらお酒を飲んだりと、色々な楽しみ方があります。
素材は雨に濡れても大丈夫な万能素材・ポリラタンなので、外に置いたままで大丈夫です。
手入れもお水で丸ごと洗えるので楽々♪
3.潮風に強いウッドデッキ
緑に囲まれたお庭ができたら、次に欲しくなるのはやっぱりウッドデッキではないでしょうか?
ここでもやっぱり塩害が…と心配される方が多いと思いますが、塩害に強い木材もあるのです!
私のおすすめは断然、ハードウッド ウリン材。
ウリン材の原産国はインドネシア・マレーシア。
耐久性と強度に優れた、超硬質木材です。
その耐久性から、現地では「100年持つ木材」・「鉄の木」といわれているほど。
しかもメンテナンスフリーなので、再塗装をこまめに行なう必要もありません。
またウリンにはワインなどで有名なポリフェノールが含まれており、強力な防腐・抗菌作用を持っています。そのため、シロアリ等の害虫にも抵抗力があります。
湘南をはじめ神奈川県内では、桟橋やヨットハーバーのデッキなどにも使われています。
デメリットとしては、施工から3ヶ月位までの間、樹液が流れでて床を汚してしまうこと。
でも、中性洗剤で落ちるので、さほどデメリットにはならないのでは? と思います。
いかがだったでしょうか?
「海沿いにお引越ししたいけど、塩害が心配…」という方は少なくないと思いますが、シーサイドならではの気候とうまく共存していく方法はいくらでもあります。
「海の近くに住みたい!」という気持ちをあきらめず、移住を計画してみませんか?
私共ひかリノベが、アナタの湘南移住を全力でサポートいたします!