2016/9/20
【東京都 目黒区エリア Z様邸リノベーションレポート④】住み慣れた我が家に新しい風を運ぶ
こんにちは。
ひかリノベ広報部です。
最近は台風が来ることもあって天気の悪い日が多いですね。
足元に気を付けて、ケガの無いようにしてください。
さて、本日は、Z様邸のリノベーションレポート第4弾ということで、ビフォーアフターをご紹介します!
Z様はご自宅のマンションをリノベーションしましたが、ご自宅のリフォーム・リノベーションを検討される方はぜひご覧ください。
1.リノベーションで間取りはこのように変わりました
今回、間取りを大きく変えるということはしませんでした。
Z様が長く住んでいた場所で、特に間取り変更は必要ないと考えられたためです。
「リノベーションするなら間取り変更は当然」と思われるかもしれませんが、既存の間取りで十分という場合もあります。リノベーション費用をおさえられるというメリットもあるので、間取りを変える場合は費用に見合うほど使い勝手が良くなるのかを検討するべきです。
しかし、大きく変わったところもあります。
それが、リビングダイニングキッチン(LDK)です。
和室を無くして20帖以上のLDKを造り、壁付きのキッチンを対面型のキッチンにするなど、大きく変わっています。
1つずつ見ていきましょう。
2.リビングダイニングのリノベーション
最初にご紹介するのが、リノベーションの華であるLDKから。
▲こちらがリノベーション前のリビングダイニング。ご自宅なので、家具が置かれています。
▲リノベーション後のLDKがこちら。
和室が無くなって、広々としたLDKに生まれ変わりました。
<ヘリンボーンの見せ梁>
▲反対側から見たLDK。
リノベーション後の写真で圧倒的な存在感があるのが、梁(はり)のクロスです。
ヘリンボーン柄の幾何学的なデザインで、広いLDKのアクセントになっています。
梁というのは通常邪魔なものと見なされがちですが、このようにアクセントクロスを貼り、見せ梁にすることで、梁の圧迫感を無くし、逆にデザインとして有効に活用することができます。
一度見たら忘れられないようなLDKですよね。
<エコカラット>
▲キッチン側から見たLDK。
ヘリンボーンに目を奪われがちですが、窓の間の壁にエコカラットが貼ってあります。
エコカラットは調湿性能や脱臭機能に優れ、窓周りの結露や部屋の湿気を和らげます。
▲エコカラットの接写。機能性だけでなく、デザインも優れています。
<シェードカーテンとダクトレールの照明>
Z様邸はバルコニーからの日当たりが抜群ですが、カーテンとライトにもこだわりがあります。
▲昼間はこのように明るいですが、2.5mのシェードカーテンを落とすと、部屋の雰囲気が大きく変わります。
▲シェードカーテンを落とし、照明を付けました。
照明はダクトレールを天井に取り付けており、自由自在に照明を移動できるようになっています。
また奥の壁にはピクチャーレールがあり、大きな写真を掛けることができます。
<キッチン脇の黒板>
キッチン脇には、自由にお絵かきができる黒板を設置しました。
前回のブログで、高橋がご家族に工事を手伝ってもらったことを紹介していましたが、お子様がこちらの黒板塗装を行いました。
▲マグネット下地加工をしたので、磁石を貼ることができます。
家族の連絡帳のような役割を果たすのかもしれませんね。
▲施工後にご家族に書いていただきました。
▲「私の家にようこそ。良い家だよ!!」
<青色の扉と建具>
LDKのアクセントは、ヘリンボーンの見せ梁だけではありません。
ブルーの扉は、施主様が一番最初に選ばれたものです。
▲リノベーション前。和室には押し入れがありました。
▲リノベーション後の青い扉。収納もデザインに合わせて、白に統一しています。
黒い取っ手は、Z様自身がお選びになったものです。こういう小物選びも、リノベーションの楽しみの1つです。
3.キッチンのリノベーション
キッチンは壁付きのI型から、ペニンシュラ型のキッチンに変わります。
▲リノベーション前のキッチン。ダイニングと区切られています。
▲長い間使われてきたのでしょう、ステンレスに若干の曇りがあります。
▲リノベーション後のキッチン。ステンレスから人工大理石の天板に生まれ変わりました。
キッチン後ろのカップボードにはディスプレイを設置し、その上の造作棚には飾り物を置く予定です。
▲開き戸の収納からスライド式の収納に変わりました。開き戸だと奥から物を取り出すのが大変ですが、スライド式だと簡単に置かれている場所も分かって便利です。
こちらはご自身でショールームに足を運ばれて選ばれたそうです。
コンロ脇の白タイルは最後の最後に選ばれたもので、ヨーロッパのブランドのものです。黒目地も流通していないもので、福岡から取り寄せました。
▲別角度から見たキッチン。奥のニッチカウンターにもディスプレイを設置することができます。
料理をしながら、気になるテレビを付けておくというのも素敵ですよね。料理がはかどりそうです。
4.洋室のリノベーション
Z様邸には洋室が2つありますが、どのように変わったのかをご紹介します。
▲リノベーション前の洋室。工事前にモノをだしたので、がらんとしています。
▲リノベーション後の洋室。こちらにもエコカラットがあります。
クローゼットの壁が黒で、高級感と落ちつた雰囲気が部屋に出ています。寝室として利用するのに合っていますよね。
ちなみに、リノベーション前は、クローゼットが2つに分かれていましたが、リノベーションで仕切りを無くしたことで、物を置けるスペースが広くなりました。
▲もう一つの洋室がこちら。先ほどの洋室とほぼ同じデザインです。
▲リノベーション後の洋室。こちらはお子様のお部屋として使います。
窓の部分がポイントで、こちらもシェードカーテンになっています。
ワイヤーツインシェードという形で、カーテンの下の端にワイヤーが入っており、形が崩れにくいようになっています。
それに、インナーサッシを付けて、防音、断熱、遮音効果を高めています。
お子様のお勉強に役立ちそうですね。
5.水廻りのリノベーション
今回、トイレやバスルームはキレイだったこともあり、取り換えることはしませんでした。
▲リノベーション前のトイレ。キレイに使われており、まだまだ使えそうです。
▲リノベーション後のトイレ。便器はそのままで、壁のクロスや床のフロアタイルを交換しました。
リノベーションするにしても、使えるものは使うというのは大切です。
費用削減になるだけでなく、環境にも優しいのですから、一石二鳥と言えるでしょう。
6.玄関のリノベーション
リノベーション前は、赤煉瓦風の玄関でしたが、リノベーションで2種類のタイルを組み合わせたデザインに変わりました。
▲リノベーション前の玄関。
▲サッカーボールのような六角形の模様になりました。
▲リノベーション前の下駄箱。
こちらは捨てて新しいものをいれるのではなく、塗装を施しました。
▲リノベーション後の下駄箱。
塗装や文字は、施主様自身が行いました。こちらも前回の記事で紹介していますので、ご参考にしてください。
▲こんなにきれいな玄関になると、早く帰りたくなるのではないでしょうか。
7.最後に
Z様邸リノベーションのビフォーアフターをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
Z様邸では、スケルトンリノベーションではなく、既存の間取りや設備を利用してリノベーションしました。
長い間住まわれているからこそ、変えたい部分や変えなくても大丈夫な部分が良く分かったのでしょう。
スケルトンリノベーションでも部分リノベーションでも、ひかリノベは大歓迎です。
お客様が少しでも住み心地の良いお部屋にできるように、お役に立てましたら幸いです。
お気軽にご質問、お問合せ下さい。お待ちしております!