2016/3/18

【横浜市S様邸リノベーションレポート②】着工準備では、こんなことをします!

【横浜市S様邸リノベーションレポート②】着工準備では、こんなことをします!

こんにちは。

ひかリノベ広報部です。

前回ご紹介した「横浜市S様邸」の続報です。

工事着工までどのような準備をしたのかご紹介したいと思います。

 

1.工事申請

マンションなどの共同住宅でリノベーション工事をするとき、ほとんどの場合マンションごとに定められた管理規約があり内装工事をする際の規則が定められています。

主な内容としては・・・

・内装工事申請書の提出期限(設計図や仕様書も含む)

・近隣挨拶の規則(マンションによっては承認印が必要な場合あり)

・工事不許可日

・使用材料の制限

・その他、当該マンション特有の規則(共用部養生方法、搬入・搬出経路など)

などに関する規則です。

今回のマンションでは、内装工事申請書は「工事着工予定日の1ヶ月前までに提出すること」という規則がありました。工事図面や仕様書と共に申請書を提出する必要があります。

また、S様邸をとりまく上下・左右・斜め方向のお部屋と同階の全お部屋に近隣挨拶をして廻ります。工事中は職人さんの出入りが多いこと、工事中はかなり大きな音が発生すること等をお知らせしておかなければなりません。

また、マンションでは日曜日・祝日は工事をしてはいけないのが基本です。さらに土曜日も工事をしてはいけないマンションも珍しくありません。

今回のS様邸のマンションも土・日・祝が工事不許可でした。さらに工事時間も決められていて、大抵のマンションでは9時~17時または18時までとなっています。

なかには16時までなどというところも過去にありました。使用材料の制限は主に「床の防音」・「水道配管」に関する規定です。

「防音」に関してはフローリング材の防音等級の制限(LL-45以上など)、「水道配管」に関しては設備機器の交換・移設時には配管を更新(交換)するようにといったような規則です。

いづれも、工事後の建物に悪影響を及ぼす造りにしないこと、特に直下のお部屋に迷惑が掛からないようにすることを目的としたものです。

このあたりは私の過去のブログでどちらもご説明していますので詳しくは、こちらの記事『下階への配慮「ひかリノベ標準仕様」』をご覧いただければと思います。

 

2.工事準備

上記の工事申請と共に、1ヵ月後にせまったリノベーション工事の準備も並行してすすめます。

具体的には、S様・設計担当とのプラン詳細の最終決定、各種工事職人の段取り、設備機器や建材の発注など、リノベーション工事をスムーズに完成させるための準備を漏れなくすすめます。

今回のリノベーション工事もいわゆる「スケルトン・リノベーション」です。

約2ヶ月間に及ぶ大規模な内装工事ですので事前準備は大変です。

何度も現場に足を運び、打ち合わせも重ねます。

 

3.着工当日

3月初旬、朝9時前に各職人とマンション前に集合し、エントランスからお部屋までの経路に養生を敷きました。

いよいよ着工です。

続きは次回のブログで紹介します。

お楽しみにお待ちください!

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執筆担当者

ひかリノベ広報部