2022/8/4
自宅のお仕事スペース~家族とのつながりを考える~
こんにちは。横浜設計の宇津木です。
毎日、猛暑が続いておりますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
こまめに水分補給をして、暑い夏を乗り切りましょう。
ここ数年、在宅ワークをする方が増えたと思いますが、皆さんは家の中のどこでお仕事をされていますか?
個室で集中したいという方もいらっしゃいますが、お子様がまだ小さい場合はなかなかそうもいかないと思います。
今回は家族とのつながりを考えたワークスペースについてご紹介させていただきます。
格子で仕切る
「たとえば書斎で仕事をしているときも、家族と完全に分断されてしまうのではなく、リビングで過ごしている妻や子どもと、同じ時間を共有している。そう感じられる家にしたかったんです」
そう語られるのは弊社でリノベーションさせていただいたS様邸のご主人。
LDKとワークスペースの間を格子でゆるく仕切ることにより、仕事をしている時も家族の気配を感じられる空間となっています。
また、LDKの中心に配置したキッチンからは室内の全景を見渡すことができるので、調理中もお子様に目が行き届きやすいキッチン空間です。
室内窓②
こちらはN様邸の事例。
LDKの隣に設けられた奥様のワークルーム。
お仕事をしながらLDKの様子が感じられるようにしたいというのが奥様のご希望でした。
リビングとワークルームの堺の壁にアイアンの室内窓を施工。
こちらの壁には筋交いが入っていたので、それも含めデザイン的にまとめています。
窓の高さは、座って仕事をしているときは見えないけれど、少し立ち上がれば窓の向こうが見える高さに設定しました。
気泡が入ったガラスの揺らぎが素敵ですね。
室内窓②
こちらはLDKの一角にご夫婦二人のワークルームを設けたS様邸の事例です。
リビング内の配置でも、部屋としてしっかり仕切っているのでオンライン会議も問題ありません。
ワークルーム内の大きなL型室内窓からLDK全体を見渡せます。
ワークルームにはご夫婦二人並んで座れるカウンターデスクを造作。
デスクは足をつけないデザインで、足元空間がスッキリです。
可動棚やプリンターを置くスペースも確保。
造作の書棚は間接照明を施し、ショップのディスプレイ棚のような雰囲気に。
いかがでしたでしょうか?
落ち着く空間は人によって異なります。
自分の理想の形をリノベーションで実現してみてはいかがでしょうか。
余談ですが・・・
現在、我が家のマンションでは、大規模修繕工事中です。
ベランダでたくさんのグリーンを育てているのですが、すべて室内に入れなければならず、現在リビングに大集合となっています~
工事が終わるのが待ち遠しいです。