2021/6/8
時短の味方・お掃除ロボットを上手に使う家づくりとは?
こんにちは。湘南ショールームの春永です。
まもなく、梅雨入りを迎える季節がやってきますね。
湘南ショールーム周辺では早くも紫陽花が色づき始めてきました。
今回は時短の味方・お掃除ロボットを上手に使える家づくりについて
お伝えさせて頂ければと思います。
ロボット掃除機とは?
自由にお部屋の中をお掃除してくれるロボット掃除機。
今ではすっかり目にすることが多くなった家電製品のひとつです。
形状は丸型・三角型・四角型と様々な形があり、ゴミを吸い取って掃除する【吸引タイプ】
と【拭き掃除タイプ】【吸引+拭き掃除タイプ】があります。
サイズは最大幅35cm以下が多いですが、その高さは機種により様々です。
高さがあるとソファーなどの低い家具の下はお掃除できないので、
購入前にはお持ちの家具とのバランスを考えるのも重要です。
吸引タイプのお掃除ロボット・使える床と使えない床は?
◯使える床
塗装床・畳・タイル・クッションフロア-・コルク・
Pタイル・塩ビタイル・じゅうたん・ビニ-ル床など。
×使えない床
大理石・御影石・天然石等の石材
白木(無垢)・イ草・ペルシャ絨毯や毛足の長いラグ等
ロボット掃除機は床材・使用環境により使用できない場合がありますので、
床材の選定にも十分に注意が必要です。
お掃除ロボットが働きやすい間取りとは?
広いワンルーム・リビング
お掃除ロボットは段差やコード類・置き家具が苦手です。
開放的なワンルームや広いリビングは間取りとして特に人気がありますが、
建具を上吊り間仕切りにし、床をフラットにすれば、レールもないので
埃もたまらず、お掃除ロボットにとっても活躍しやすい間取りといえますね。
また、置き家具にせず、壁面収納にすることで、見た目のすっきりさも
得られれば一石二鳥ですね。
回遊型間取
当社施工例 https://hikarinobe.com/constructioncase/case_0060/
~緑の風めぐる、ダイナミック回遊プランより~
お部屋の中をぐるっと回れる間取りを回遊型といいます。
ひと部屋づつお掃除する手間も省け、家事動線もスムーズになる
ことから人気の間取りです。
平屋
2階のない平屋や段差のないバリアフリーは子育て世代や
シニア世代になってからもずっと暮らしやすい空間として人気があります。
各部屋の扉を開けておけば、各部屋の隅々まで働いてくれます。
段差もなくお部屋も開放できるので、お掃除ロボットが大活躍
できる間取りといえますね。
お掃除ロボットが活躍できるお部屋の条件とは?
1.できるかぎり床をフラットにする。
2.建具は引き戸を採用する。
3.部屋の凹凸を減らす。
4.家具・インテリア・コンセントは浮かせて配置する。
また、お掃除ロボットのホーム基地(充電場所)もあらかじめ
決めておくことで、置き場所に困りません。
例えば、パントリーやリビングの収納を15cm以上床から上げて
おけば、クローゼットを閉めたままでもお掃除ロボットの出入りが
可能になりスッキリと納めることができますね。
これからリノベーションを考えていらっしゃる方には
是非、ご参考にして頂ければと思います。