2021/1/12
ガラスブロックとは? その長所と使いみち
皆さんこんにちは。
両国ショールームの梅崎です。
さて今回は、ガラスブロックについてお話したいと思います。
ガラスブロックとは
ガラスブロックは2枚の厚いガラスでできたブロック型の建材です。
ガラスブロック自体は、様々な大きさや色、デザインのものがあり、お部屋に取り入れると面白い表情を見せてくれます。
複数のカラーを組み合わせたり、透明なブロックと不透明性の高いブロックを組み合わせたりと様々なデザインを楽しめるのも特徴です。
ガラスブロックのメリット
明るい空間になる
ガラスブロックは通常のガラス窓とは違い、取りこまれる光が調節されるので、空間全体が明るい空間にできるのがメリットです。
太陽の光を透過・屈折・反射させることで、通常のガラスとは異なるやわらかな光となります。
廊下にも同様に光を取り込むためにガラスブロックを用いることがあります。
リビングと廊下を優しくつなぎ、明かりが漏れる廊下は素敵ですよ。
ガラスブロックは一つずつランダムに配置すると、視覚的にリズムが生まれ、表情のある廊下となり日々の暮らしに彩りを添えてくれます。
遮音性・断熱性が高い
ガラスブロックは分厚いガラスの2重構造で、内部は真空に近い状態になっています。そのため、1枚板のガラスより遮音性や断熱性があります。
遮音効果は高レベルで、優れた防音ガラスとしての役目も果たします。
断熱性に関しては、二重窓のような役割を果たします。また、熱が伝わりにくいため、結露も防いでくれるのもメリットです。
厚いガラスにより防音効果も発揮するため、生活するにおいて、嬉しい効果がガラスブロックには備わっています。
防犯面でも役に立つ
ガラスブロックは二重構造の厚いガラスなため、容易に傷つけたり、壊したりすることができません。
目地に入っている鉄筋がさらに強度を増しているため、外からの侵入を防ぎます。
壁のアクセント・アイキャッチに
ガラスブロックは、壁のアクセント・アイキャッチにも効果的です。
家にアイキャッチをつくる場合、1番効果的なのが玄関ではないでしょうか。
家の印象も玄関次第で大きく変わります。
玄関に採光が取れない場合は、リビングの大きい窓の光を玄関へ持って来るためにガラスブロックを壁に取り入れてみても素敵です。
ガラスブロックのデメリット
デメリットとしては、ガラスブロック自体の重量が重いことです。
145×145×95mmのガラスブロックであれば、m2当たりの重さは110kg程度になります。
また、壁すべてをガラスブロックで成り立たせるときなど周りの壁や床にも強度が必要になります。
壁をガラスブロックにする場合は鉄筋を入れていかなければならないため、施工が難しく、補強も必要なので、建築・リフォーム費用が高くなります。
壁に一つずつ埋め込むことのできるガラスブロック。
お気に入りの位置に配置してみてはいかがでしょうか。