2020/3/24
アロマで香りのインテリア。どう選ぶ?どこに置く?
こんにちは。湘南ショール-ムの春永です。
20℃を超える気温の日が続き、街ではすっかり桜が楽しめる季節になりましたね。
わが家でも今の季節は、お庭の早咲きの陽光桜が春の訪れを感じさせてくれています。
色とりどりのお花・季節の香り・鳥のさえずりなど、春は五感を研ぎ澄ませてくれます。
今回は五感で楽しむインテリアとして、アロマをお部屋に取り入れる方法をご提案させていただきたいと思います。
キャンドル、ポット、ディフューザーとさまざまなアロマグッズがありますが、それぞれに適した置き場所があることはご存知でしょうか?
アロマキャンドル
一日の疲れを癒し、自宅でゆっくりとくつろぐ…‥。
暮らしの中でそんな時間を大切にする方が定着しつつあるようです。
アロマキャンドルは香りはもちろん、あたたかい炎のゆらめきも魅力です。
ゆらめく光はどんな場所も選ばず、ゆっくりと心を落ち着かせてくれる、心地よい雰囲気にしてくれます。
お風呂に浮かべてキャンドルを水面に漂わせ、水面に生まれる光と陰を目でも楽しむ……そんな楽しみ方もできます。
一方で、やはり火を使う以上、使い方を誤ると、煙・すす・有害物質が体内に入り、呼吸器やアレルギー症状に影響を与えてしまう可能性も。
燃えやすいものがある場所には置かない、必ず換気をするなど、使用の際はいくつかの注意が必要です。
またキャンドルが燃え尽きる前に消す際も、息で吹き消すのはじつは危険。ピンセット等で芯を折って消すのが正しい消し方です。
適した空間
- 一日の疲れを癒すバスルームに
- 眠る前の寝室に
- ウッドデッキ、バルコニーといったアウトドアリビングに
アロマポット・エッセンシャルオイルバーナー
アロマオイルは、あたためることによって、より広範囲に香りが空間に広がります。
アロマポットは電気を使うタイプと、火を使うタイプがあります。
電気タイプは、最近は加湿器やライトと一体型になっている便利なアイテムも多いですね。
季節やその時の気分によってアロマオイルを変えたりしやすいところが魅力なのではないでしょうか。
香りが比較的強いので、ずっと焚きつづけるよりも、短い時間、気分転換に使われる方法をおすすめします。
適した空間
- リビング、寝室といった比較的広いお部屋に
リードディフュ-ザー
デザイン性に優れているディフューザーは、インテリアグッズとしても人気があります。
香りは強すぎず、ディフューザーが置かれた部屋に入るとほのかに感じる程度なので、常設するのが向いています。
手間がかからずコスパも高いのが、スティック状のリードディフューザーです。
ほのかな香りが好きな方、キャンドルに火を付けたり消したりするのは面倒な方におすすめ。
また火を使わないため安全性も高く、小さいお子様やワンちゃん・ネコちゃんのいるご家庭でも、手の届かない高い場所に置いておけば、怪我ややけどの心配もなく香りを楽しむことができます。
適した空間
- 水を使うパウダールームに
- 電源のない玄関・玄関ホールに
サシェ
部屋全体ではなく、小さな空間で香らせたいにはサシェがおすすめです。
じんわり香りが広がるので、ウォークインクローゼットやシューズクロークなどに置くのがぴったり。
クローゼットなどの扉を開けたときに、ふんわりと香り、衣服やシューズにもほのかに香りがうつるので、収納スペースにおすすめです。
適した空間
- シューズインクローク・玄関土間に
- ウォークインクローゼットに
香りはお家の第一印象を決める要素を持っています。まずは玄関から、ゲストを良い香りでお迎えしたいものです。
また季節やその日の気分に合わせて、室内の香りを使い分けることで、部屋で過ごす時間をより豊かなものにすることできます。
インテリアコーディネートの際、家具やインテリア雑貨の色や質感など、見た目の組み合わせに気を取られがちですが、それだけでなく、ぜひ香りも快適な暮らしのひとつの要素として取り入れてみてはいかがでしょうか。
どんなイメージの空間を描きたいか、リノベーションプランと一緒に想像を膨らませて、素敵なお部屋を完成させましょう。