2020/3/31
憧れの週末農業~湘南で叶えるスローライフ
こんにちは。ひかリノベ湘南ショールームの春永です。
湘南エリアは都心に比べると自然が身近に感じられる分、季節の移り変わりを暮らしの中で感じやすい地域です。
気候や地理的特徴を活かし、農業も盛ん。今回は、最近、話題の週末農業についてご紹介させて頂きたいと思います。
農場で自然と触れ合う週末
「週末農業」とは、平日は会社勤め、週末に農業を体験する、というライフスタイルです。
人気の秘密は、採れたての新鮮な野菜などをいただけることはもちろんですが、太陽の光を浴び、土に触れたり、体を動かしたり、周囲の人とコミュニケーションをとることで、精神的にも肉体的にもリフレッシュできる、趣味やレジャーとしての楽しみが大きいのではないでしょうか。
お子さん連れのファミリーや、日本に住む外国の方など、さまざまな方々が農業体験を楽しんでいらっしゃいます。
週末農業とひと口にいっても、スタイルは色々。
地域に住む人向けの農園を利用したり、道具類まで貸出している民営のレンタル農園を利用したりと、湘南地域ではさまざまな形で農業体験ができます。
市民農園
小面積の農地を利用して非営利として野菜・花を育てるための農園のことです。
地域の居住者を対象に、地方公共団体・農家・NPO法人等が開設しています。
比較的リーズナブルな金額で利用ができるところが最大の魅力ですが、利用者自らが栽培管理(道具の準備・給水設備の準備・苗の準備)をすることが原則。
スペースだけ借りて自分のペースで使いたい方向けです。
湘南エリアでは、各地でこんなに多くの農園が開設されています。
- 逗子エリア 6ヶ所(年間9,000円)
- 鎌倉エリア 4ヶ所(年間12,000円~24,000円)
- 藤沢エリア 32ヶ所(年間4,000円~50,000円)
- 茅ヶ崎エリア 7ヶ所(年間3,000円~9,000円)
- 平塚エリア 23ヶ所(年間8,000円~18,000円)
- 大磯エリア 7ヶ所(年間2,000円~4,000円)
(出典:逗子・鎌倉・藤沢・茅ヶ崎・平塚各市役所HP・大磯町役場HP)
レンタル農園・シェア畑
民間経営の田んぼや畑はあらかじめ区画整備されているところが多く、道具・材料・サポート体制が充実しています。
手ぶらで簡単に始めることができることから、初心者の方におススメです。
レンタル農園の利用時は入会金が必要となるケースが多く相場は10,000円前後。
それ以外に毎月5,000円~10,000円が広さや場所によって別途利用料がかかります。
田舎暮らしを楽しむ“大磯農園”
東京から電車で約65分。海と山に囲まれた自然溢れる街、大磯にある大磯農園は、単なる貸農園ではなく、荒廃農地を開墾して再生したり、泥だらけになりながら田植えをしたりと、他ではなかなか経験できないことが季節を通して楽しめます。
また野菜を育てるだけでなく、無農薬のみかん作りに挑戦したり、栽培した大豆や小麦で味噌やパン・ピザ・うどんを作ったりといった体験も。
できるだけ機械を使わない活動スタイルが人気で、オープン時期には毎年100~200名もの人たちが参加されるそうです。
通常は会員制ですが、田植えと稲刈りの日は、一日有料体験ができます。
まずはお試しで体験し、この地のスローライフを味わってみるのも良いのではないでしょうか。
会員月額料金は1,000円。※年間払い(入会月から翌年3月まで)
ご夫婦ご家族で参加の場合は、大人2人目が半額、18歳以下のお子様は無料(※畑の区画はご家族で一区画です)
湘南エリアは、都内や横浜市中心部にも出やすい場所で、自然を身近に感じながら暮らせる、「都会暮らし」と「田舎暮らし」の良いトコどりな地域です。
スローライフに憧れるけど、仕事が……都会の便利さも捨てがたい……そんな迷いを抱いている方は、ぜひ湘南暮らしをお考えになってみてください!