2019/12/16
断熱材の効果ってどうなの?~冬でも温かなお部屋のために
皆さん、こんにちは。ひかリノベ施工管理担当、吉田です。
ここのところ、朝・晩かなり冷え込んできましたね。
やはり、家ってぬくぬくが心も体も癒してくれる最高の場所ではないでしょうか。
ところで、家の暖かさや涼しさを維持しようと頑張ってくれてる存在をご存知でしょうか?
そうです!!
皆さんご存知の断熱材です。
正確にお伝えすると他にもありますが、メインであることは揺るぎない存在です。
この断熱材が頑張ってくれないと、私達のパラダイスは維持出来ないのです。
因みに、【断熱材】って一言でいってますが、断熱材にも様々な物があるのはご存知ですか?
今一般的に使われるのは3種類(それ以外も存在しますが、よく使われるものだと)
- グラスウール
- 発泡スチロール系
- 吹付け発泡ウレタン
それぞれの特徴を、私の実感も交えつつお伝えします。
グラスウール
人気・認知度ともにNO.1! 一般的に広く知られて使われている断熱材ですね。
ガラス繊維による綿系の断熱材で、40、50年以上前から木造住宅で多く使われ、多種多様なラインナップで現場加工に優れた、お求め易い商品です。
ただ、昔のタイプはガラス繊維が肌に触れると痒くてたまらない。しかも、他に比べて断熱効果が低いのが特徴でした。
でもでも、技術の進歩により、断熱効果が劇的に変わり、しかも、痒くない。
お客様満足、職人さん満足の、イマドキの高性能グラスウールは必見です。
発泡スチロール系
加工し易くマンションでも木造でも対応する万能タイプ!
昔から軽くて適度な強度もあり加工が容易で、且つ、断熱効果も高いから、氷が溶けにくく、新鮮な食べ物を運ぶのに重宝される存在です。
万能ではあるが、グラスウールと比べ、気密を保つ為に現場での加工にはコツが必要です。
なおかつ、グラスウールよりちょっと高価であるので、使い方には見極めが必要です。
吹付発泡ウレタン
グラスウール・発泡スチロール系を超える断熱性能を要する最高峰の断熱材。
現在ではNO.1の断熱性能を有する存在です。
現場で断熱材を吹付てしまう荒技で、断熱性能を下げてしまう隙間を完全にシャットダウン。
気密性能・断熱性能共に優れた商品ではあるが、場合によっては専門の職人さんに工事を依頼しないといけないのと、何より高価なのがネックになりやすい。。。
それぞれメリット・デメリットがありますが、どれも素敵な商材ですので、上手にセレクトして、冬は温か、夏は涼しいお住まいを完成していただければと思います。
商材選びは、もちろん私たちが物件の条件などに合わせて全力サポートさせていただきます!!
なお、暑さ寒さ対策には、部屋の位置条件も関係してきます。
個人的な意見ではありますが、ことマンションにおいては、真ん中の階・真ん中の号室が、暑さ寒さ対策という意味ではオススメです(私自身の住まいの経験からいっても)