2019/5/25
「掃除のしやすさ」を意識した間取りの工夫
こんにちは。ひかリノベ湘南ショールームの新木です。
春のお掃除・アフターメンテナンスシリーズとして、日常における掃除、メンテナンスをテーマにした内容をご紹介してきました。
毎日の掃除の悩みは尽きませんが、こうした悩みは、家づくり・リノベーションの段階で「掃除のしやすさ」を意識してプランすることで、掃除負担を減らすことができます!
今回はそうした「掃除しやすい家」を意識した間取りにするためのポイントをご紹介致します。
玄関スペースにクロークや、大きめの収納を。
ドアを開けた瞬間から見える玄関は、家の顔とも言われています。
しかし、玄関は砂やほこりなどが溜まりやすく、特に目立ちやすい場所です。
収納するスペースがないと、靴や傘、レインコート、家庭によってはベビーカーや三輪車が放置されたままになり、汚れやほこりが更に溜まってしまう原因となります。
それだけではなく、玄関を狭くさせてしまっています。
更に、物が多いと「掃除をしよう」という気力までもが奪われることになりかねません。
そんなことにならないように、最初からやベビーカーや三輪車などを置くことを念頭に置いて、玄関の広さにゆとりをもたせたり、収納棚を付けたりしておくと、玄関がすっきりします。
しっかりと片付けるスペースを確保すれば、掃除しやすい状態になりますし、掃除時間も短縮されますよね。
リビングや居室は角を少なく
あれもこれもと要望が多くなり、結果的に凹凸が多くなってしまう間取りは家の中がゴチャついて見えます。
家の中がスッキリ見えなくなってしまい、見た目が悪くなったり、落ち着かない空間になってしまう可能性が高いです。
そして、凸凹が多いとほこりが貯まりやすくなります。
凹凸があると隅がどうしても多くなってしまうため、ほこりや砂などが溜まりやすいスポットとなってしまいます。
なるべく凹凸が少なくスッキリ見える間取りにすることで見た目だけではなく、衛生的にも良いと言えるでしょう。
コンセントは多めに設置
家全体におけるコンセントの数にも注目してみてください。
家具家電の配置をあらかじめ決めておき、コンセントは少し多めで設置すると安心です。
近くにコンセントがあれば、掃除機をかける際に、遠くからコードを伸ばす必要もありません。
また「たこ足配線」をしなくてもよくなります。
コンセントが足りずに「たこ足配線」にすると、見た目にも悪いですし、掃除の手間もかかります。
ホコリがたまる原因にもなります。
明るい床はほこりが目立ちにくい
床は濃い色だとほこりが目立ちます。
白っぽい方がほこりが目立たず部屋全体の印象も明るくなります。しかしあまり白すぎると、髪の毛が目に付きやすくなることも……。
明るい色の床にして単純にほこりが目立たない方が良いのか?
それともあえて濃い色の床にして目立つほこりをマメにそうじした方が良いのかは、皆さんの生活スタイル次第です。
掃除は毎日のことだからこそ、少しでも楽に、ストレスフリーで行いたいですよね。
間取りや設備を工夫することで掃除そのものの必要性を低くし、手早く掃除を済ませられる家を目指してみませんか?
きれいな状態を維持しやすい家ならば、掃除そのものも楽しくなるのではないでしょうか。