2019/4/20
面倒なレンジフード掃除はこれでスッキリ!!
こんにちは。ひかリノベ湘南ショールームの新木です。
春のお掃除・アフターメンテナンスシリーズとして、日常における掃除、メンテナンスをテーマにした内容をご紹介しております。
今回は、面倒なお掃除ランキングでも堂々1位の「レンジフード」の手入れ方法についてご紹介致します。
レンジフードは高い位置にあるため、掃除がしづらいなどのデメリットはありますよね。
しかし、コツさえつかめば、そんなに難しいものではなくなるはずです!
後回しにしてしまいがちですが、ぜひこの機会に綺麗にしてみましょう。
用意するもの
- ゴム手袋
- 新聞紙
- 重曹
- 30リットルのゴミ袋(2枚)
- スプレー容器
- スポンジ・雑巾・古歯ブラシ
- ヘア用リンス(コンディショナー)
重曹はアルカリ性なので、油汚れを落としやすくしてくれます。
汚れ落としによく使われるアイテムには、ほかにクエン酸がありますが、こちらは酸性なので、油汚れには不向きです。
汚れの種類に応じた洗剤選びについては、こちらの記事がくわしいので、参考にご覧になってみてくださいね。
お手入れ方法
(1)コンロの上に新聞紙を敷く
垂れてくる汚れや、部品が落ちてコンロを傷つけてしまうことを防ぎます。
また、ここでゴム手袋もつけておきましょう。ベタベタする汚れが手についてしまうと、お掃除中に汚れが広がりやすくなります。
(2)換気扇フィルターと(可能なら)ファンを外す
ファンを止めている真ん中のネジが固い場合は、壊れてしまう可能性があるので、無理に外さないようにしてください。
(3)重曹水で漬け置き洗い
ゴミ袋を2重にしたものを準備し、中に外したフィルター等を入れます。
(失くしやすい細かい部品は、水切りネットに入れて口を留めると、バラバラになりません)
この中に45~50℃のお湯と、計量カップ半分(100g)の重曹を入れ、フィルター類が浸かる程度に注ぎます。
重曹を入れ過ぎてしまうと、塗装が剥げてしまう可能性があるので注意しましょう。
このまま10~20分浸け置きします。
(4)重曹スプレーで拭き掃除
浸け置きしている間に、換気扇の外側の掃除を済ませてしまいましょう。
まずは重曹水スプレーをつくります。
スプレー容器に約40℃のお湯100mlと、小さじ1程度の重曹を、よく混ぜて入れれば完成です。
スポンジに重曹水スプレーを吹き付け、汚れている箇所をお掃除します。
液垂れしたり洗剤の筋がシミになってしまうため、直接スプレーを吹き付けないようにしましょう。
最後はお湯に浸して絞った雑巾で水拭きしたあと、仕上げに乾拭きを行えば完璧!
(5)浸け置きした部品を擦り洗い
拭き掃除が終わった頃には、フィルター類の浸け置きも終わり、油汚れが浮き上がって緩んだ状態になります。
ブラシやスポンジで軽く擦れば、汚れが落ちやすくなっています。
ファンは細かい溝が多くあるので、細かい部分は古歯ブラシ、面積が広い部分はスポンジを使うと良いですよ。
※注意!※
このとき、ファンに付いている「バランサー」と呼ばれる部品を動かさないように注意してください。
バランサーを動かしてしまうと、後で組み立てた際にきちんと回らなくなってしまいます。
(6)ヘア用リンス(コンディショナー)で仕上げ
最後にキレイな雑巾に市販のリンス(コンディショナー)を染み込ませて、汚れをつきにくくします。
リンスは静電気の発生を抑えてくれるので、ホコリなどの汚れが付きにくくなる効果があるのです!
レンジフードの表面に薄く伸ばしながら拭き上げればOKです。
掃除が終わったら、部品を元に戻します。
最新レンジフードはお手入れも簡単
最近のレンジフードは省エネ性とお掃除性を追求し、面倒なお手入れが不要なものが多くなってきています。
面倒なフィルター掃除がいらないノンフィルターのものや、フィルターとファンを自動洗浄してくれる高機能レンジフード、ファンが自動で高速回転をし油を落とすことで10年間ファン掃除が不要のレンジフードなど、フード内部自体を汚さないことをコンセプトにした高機能なレンジフードが多くなってきています。
レンジフードに限らないのですが、リノベーションを検討する際は、その後のお手入れが楽チンなものが断然おすすめです!
汚れを貯めずに常に(ある程度)キレイな状態をキープすることで、ハウスクリーニングなど、住みはじめてからの維持費も抑えることができますよ。