2019/4/15
バルコニーを至福の空間に(1)いつもキレイをキープするお掃除のコツ
こんにちは。ひかリノベ湘南ショールームの春永です。
すっかり暖かくなり、先週は各地で桜が満開になりましたね。
先日、冬の間寒くてできなかったバルコニー掃除をしました。
我が家は海が近く高台の為、風が強くこまめにお掃除しないといつもきれいな状態にしておくことが難しいのですが、これからは何といってもバルコニー時間が楽しみな季節…。
今回はバルコニー空間をよりよく維持する為のポイントを、【お掃除編】【リノベーション/リフォーム編】【インテリア編】の3回に分けてお届けします。
バルコニー掃除は定期的に
バルコニーは室内と違い毎日紫外線や雨風にさらされています。
特に雨が降った後や風の強い日の後などは特に汚れやすくなります。
できれば月に1回はお掃除する癖をつけておくと汚れ落としも簡単になります。
またバルコニーのお掃除は晴れた日にやる気になりがちですが、実は風のない、湿度の高い曇りの日のほうが、埃が湿気を吸って重くなり風に舞いにくくなるので最適です。
汚れの原因別・効率的なお掃除方法
砂・ほこり・落葉
ベランダで一番多いのが土埃や砂です。
風で飛んでくる砂埃や土埃は放置することで、雨の水分で固まって取れなくなったり、葉っぱが腐って床面にこびりつき、落としづらくなります。
このような細かなゴミを取るには新聞紙を使います。
新聞紙を水に濡らし、細かくちぎった後でベランダにまんべんなく撒きます。
その後でホウキを使って、新聞紙をチリトリに回収していきましょう。
排気ガス
交通量が多い道路の近くにお住まいがある場合、排気ガスの汚れも強敵です。
排気ガスには油分が含んでいるので、放置すればするほど汚れが落ちづらくなります。
排気ガス汚れにもっとも効果的なのが、油分をしっかりと分解してくれるアルカリ性の洗剤です。
市販のアルカリ性洗剤ならば、水で2倍程度に薄めて使いましょう。
また、重曹も効果があります。
重曹は、100mlの水に小さじ一杯の重曹を混ぜたものを使います。
ブラシ等につけてこすれば、汚れをしっかりと落とすことができます。
重曹よりもアルカリ性が強く水にも溶けやすい「セスキ炭酸ソーダ」も最近注目されています。
こちらは水500mlに対して小さじ一杯で使用できます。
細かいゴミや繊維
お洗濯物をバルコニーに干すとき、お洗濯物に付着した糸くずや髪の毛が落ち、ゴミとなって残ることがあります。
こちらも砂埃等と同様に、新聞紙をつかうと効率的です。
濡らして細かくちぎった新聞紙を、ベランダにまんべんなく撒き、その後ホウキを使って新聞紙をチリトリで回収していくときれいに取れます。
鳥類の排泄物
鳥類の排泄物も固まると落としづらく跡が残ったりしてしまいます。
また病原菌を持っていることがあるので、見つけてしまったら必ずマスク・手袋を使い、早めに除去しましょう。
拭き取るにはお湯で少しだけ湿らせたキッチンペーパーを使用します。
取り除いた後は、エタノールスプレーを吹きかけて消毒も行っておくと安心です。
マンションは管理規約に気をつけて
バルコニーのお掃除や整理整頓に取り掛かるにあたり、とくにマンション等の集合住宅では、「他のお家の迷惑にならないか」に注意する必要があります。
意外に思われるかもしれませんが、マンションではバルコニーや専用庭は「専有部分」ではありません。
マンション全区分所有者の合意のもと、特定の居住者が専用に使う権利を認められているもので、正確には「共有部分」の中の「専用部分」という位置付けになります。
許可なくベランダ部分に物置を置いたり、タイルを敷いたり、水の使用の制限があるマンションもあります。
トラブル回避の為、事前に管理規約等で確認し充分注意しましょう。
これからの季節、バルコニー時間が工夫次第で快適空間になります。
お部屋の中だけをキレイにしていても、バルコニーが汚れていたり、雑然としていると、お部屋からの景色も残念な感じに見えてしまいます。
まずはバルコニーをきれいに維持する習慣から始めてみませんか?