2019/2/9
【大和市エリアU様邸リノベーションレポート② 】カラーと照明でイメージを変える。
こんにちは。設計担当の宇津木です。
今回は大和市のU様邸をご紹介致します。
こちらは大きく間取りは変えておりませんが、主に色と照明でお部屋の雰囲気が変わるように工夫しました。
ホワイト×差し色で北欧風に
既存はこんな感じで、これといって特徴のないお部屋でした。
U様のご希望は、お部屋全体を明るいイメージにしたい、親子共に北欧テイストが好きなのでインテリアに北欧のイメージを取り入れたい、ということでした。
そこで、全体を白ベースに建具とクロスに差し色としてブルー系を使うことにし、いくつかイメージパースを作成しました。
実際の施工はこちら。
リビングの一角にデスクカウンターを設けて、キッチンからお子様の様子がうかがえるようにしました。
照明は明るさと温かみのバランスが絶妙な温白色
リビングや廊下に設置することの多いダウンライトですが、皆さんお色で迷われるかと思います。
私はリビングはゆったりほっこりくつろげる電球色で、明るさが欲しいキッチンは温白色でプランすることが多いのですが、温白色は電球色のくつろぎと昼白色の作業性を兼ねた中間の程よい色味なので、リビングとキッチンがつながった空間でも違和感なく使いやすいです。
トイレは間接照明でプラン。
間接照明は光源が直接目に入らないので目に優しく、夜中にトイレに行くときも眩しさを軽減できます。
U様セレクトのトイレのアクセントクロスは、北欧フィンランド最古のテキスタイルブランドFINLAYSONデザイン。
さりげないお花のモチーフが可愛いですね。
階段ペンダント・廊下ブラケットライト・外灯はちょっとレトロなランプ風。
ちょっとこだわりのある照明器具に変えただけでもお部屋の雰囲気がぐっとおしゃれになります。
照明選びは難しいですが、機能最優先の選び方をしてしまうと結果的に不満に感じる方もいらっしゃいます。
リフォームする際には照明器具による空間演出もしっかり考えていきたいところですね。