2018/11/9
飾らない美しさ。モルタルの魅力・その2
こんにちは。ひかリノベ湘南ショールームの新木です。
昨日は、内装にも取り入れられるようになってきた「モルタル」をご紹介致しました。
今回は第二回。モルタルを使ったコーディネート術についてご紹介していきたいと思います。
壁面アクセントとして
モルタルは前回もご紹介したとおり、光が当たるとほのかに浮かぶコテむらが優しい印象で、無骨な見た目からは想像できないほどの柔らかな質感を感じることができます。
石や木の壁ほど強いインパクトがあるわけではないのですが、コテむらが空間に溶け込む感じが何ともいえない存在感やこだわりを感じさせてくれます。それがモルタル仕上げの魅力なのです。
写真はモルタル壁に合わせてキャビネット収納をグレーのペイントし統一感を出した例。
一見ハードなイメージですが、穏やかな陽光がそそぎ、モルタルの柔らかい印象と木のぬくもりが心地よい空間となっています。
キッチン腰壁に
最近特に人気なのが、モルタル仕上げのキッチン腰壁です!
アクセントとしても使えるデザインで、LDKを一つの空間としてまとめてくれる、そんな存在です。
モルタル仕上げの腰壁は滑らかですが、ほのかに浮かぶコテむらがやさしい印象。
タイルや古材、塗装などの多素材をうまくまとめながらも、静かにその存在を主張しています。
こちらは腰壁背面にニッチを設け、こだわりのインテリア雑貨を楽しめるようになっています。
モルタルは背景色として、デザイン性豊かなインテリア雑貨を際立たせていることがお分かりいただけるのではないでしょうか?
本や雑誌を読むことが多い方は、マガジンラックにしても使い勝手がよさそうです! お気に入りの雑誌の表紙をインテリアとして生かすこともできますね。
洗面台をモルタルに
近年登場した「モールテックス」という左官材は柔軟性があり、ひび割れしにくいことからキッチンや水周りにも使用されるようになってきています。
洗面台としてはお手入れがしやすく、清潔に保つことができるだけではなく、他の素材にはない優れたデザイン性が取り入れられ、人気を集めています!
また、モルタルの洗面台に相性の良いシンクでおすすめなのが、「実験用シンク」。
底が浅くて平たく、幅が広いので多用途に使え、手洗いの選択などにも重宝します。
いかがでしたでしょうか?
このようにモルタルは、使う場所や組み合わせ次第で、様々な印象に変えることができる素材です。
今リノベーションで人気を集めているのが、ご紹介した例のように、部分的にモルタルを使用した造作です。
重量感のある素材でありながら、飾り気のない柔らかい雰囲気を併せ持つモルタル。ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
モルタル使ったリノベーションのプランニング相談はぜひ、ひかリノベまで! お待ちしております。