2018/9/21
【平塚市・秦野市エリアK様邸リノベーションレポート②】収納で片付け習慣を
こんにちは。設計担当の遠藤です。今回は、湘南支店施工事例K様邸(設計編)です。
本日はKさまの事例から、お子様たちの成長を見守る戸建てリノベーションをご紹介します。
K様ご一家との出会い
秦野市内の緑豊かな場所に建つ一戸建て住宅を購入されたK様ご家族。
ご夫婦と元気な3人のお子様達が暮らしていく家をつくるにあたり、まずはご家族の思いやご要望を伺いました。
アウトドアがお好きなご主人は、広いデッキを当初からお考えで「LDKとデッキに繋がりをもたせたい」とのご要望。そのため「デッキに続く和室をリビングと一体化して、広いリビングにしたい」とお話しくださいました。
奥様からは「家族5人分の靴が収まるオープンな収納」のリクエストが。また「リビングにも子ども達の本やおもちゃ・ランドセル等を整理できる場所が欲しい」と、具体的にお伝えいただきました。
一間(1.82m)間口の玄関にも収納を
中古一戸建て住宅の玄関からホール・廊下に続く導線は、一間間口(1.82m幅)又はそれより狭いものが多く見られます。
併せて両側の壁が構造上主要な壁(耐力壁)になっていて、壁を壊して間口を広げることができない場合も多く、シューズクロークを併設させることが難しい事があります。
K様邸の場合も同様に1.82m幅の玄関・ホールから廊下に繋がる導線で、ホールの両側が耐力壁になっておりました。
そこで、片側の壁に可動棚を設置、土間の部分をL型に延長して、脇にコート掛けを造るご提案をしました。
構造や間取りの制約があるために、広さを変えられない中の一工夫です。K様ご夫妻もとても気に入って下さいました。
before
after
和室をリビングへ。押入は
リビングについてのご要望は二つ。「和室と一体化して広いリビングにしたい」「お子様達用の収納や本棚を造りたい」
和室の改修も、耐力壁の存在がネックになることが多いものです。
K様邸にもやはり建物の構造上、取れない柱と筋違がありました。
そこで、これらをスケルトンにしてあえてデザインとして見せるプランに。視覚的な広がりができました。
本やお子様達の収納は、もともと押入だったスペース(畳1帖分)の中に、段割と棚板の幅を調節できる可動棚を向かい合わせに設置。
真ん中をオープンにすることで、リビングからお子様達も自由に出入りできます。ワンアクションで出し入れできて、片付けも習慣化しやすくなりますね。
before
after
ご家族お一人おひとりのライフスタイルに合わせたオリジナルリノベーションをご希望の方は、ぜひとも私達ひかリノベにご相談ください。