2018/9/18
五感で感じる、もっと「気持ちいい」住まいのコツ②
こんにちは。ひかリノベ 湘南ショールームの春永です。
湘南エリアは9月に入り、朝晩ゆるやかにですが少しづつ涼しくなり、秋の気配を感じられる季節になりました。
私の住んでいる大磯ではすっかり蝉の鳴き声から鈴虫の鳴き声に変わり、四季の移り変わりを感じます。
夜毎、鈴虫の声をBGMにして眠りにつく……五感で感じる暮らしというのは本当に良いものです。
さて、今回は五感で感じるリノベーション“床編”です。
▼前回”壁編”はこちら!
無垢フローリング
リノベーションをお考えの方に、とくに人気の無垢材。
無垢フローリングは、天然木の無垢材をひいて床材としたもので、何といっても自然な風合いと優しい肌触りが魅力的ですよね。
そこで! 無垢材の種類は色が濃かったり薄かったりと色々ありますが、合板フローリングを選ぶような感覚を持って無垢材を選ぶと失敗する可能性があります。
なぜなら、本来木が持つ特徴によって表情・肌触り・香りなどが違うからです。
ですから実物サンプル等で五感をフルに活用して頂き、触れて、見て、香りを確認してから判断をして頂きたいと思います。
また、無垢材は気温や湿度の変化を受けて、ふくらんだり、縮んだり、反ったりするので、その「生きた」変化を楽しむ素材であることを時の流れと共にお楽しみ頂ける方におすすめです。
合板フローリング
無垢のフローリングは一枚一枚が本物の木でつくられているのに対して、複合フローリングは合板を基材として、その表面に木を薄くスライスしたものを張り合わせています。
温度・湿度の変化に強く、膨張や収縮、ねじれや反りなどが生じにくいこと、耐水性に優れキズにも強いことから、扱いやすさが魅力の素材です。
今回ご紹介させて頂きたいのが、ADVANより発売されている挽き板フローリング「Curv8(カーブエイト)」。
参照:ADVAN https://www.advan.co.jp/eshop/category/682
このフローリングは写真のとおり、ゆるやかな曲線が組み合わさってできています。
天然木特有の節や木目の流れに合わせてカットするため、このような曲線になるそう。
フローリングの常識を変えた美しい曲線を描くラインに、人とは違うこだわりが感じられますね。
表面の木の部分にはオーク材の3.2mmと厚めの板が張られています。
さらに、その表面は塗装が施されていない無塗装品になるので、自分好みの色で塗装できるのも視覚で感じて満足できる材料です。
いかがだったでしょうか?
無垢材には無垢材の、複合材には複合材のそれぞれ長所短所があるので、どちらがあなたにとって五感を満足させるリノベーションになるか、考えてみるのも楽しいですよ。