2018/3/23

使いやすいキッチンはカップボードプランがポイント!~家電&食器棚スペースのご提案~

使いやすいキッチンはカップボードプランがポイント!~家電&食器棚スペースのご提案~

こんにちは、五反田ショールームの水谷です。

春はもう、すぐそこに来ていて、桜の開花が待ち遠しい季節になりました。
春になると新鮮な野菜や色とりどりのフルーツなど、季節を感じられる食材が旬をむかえ、キッチンに立つのも楽しくなってきますね。

最近ではキッチンツールや家電にこだわられる方が多く、デザイン性がよく、機能の優れたものが好まれる傾向にあります。
家電商品にしても以前は白もの家電といって、どのメーカーも白っぽいカラーで似たり寄ったりのデザインでした。
今は各メーカーさん、スタイリッシュなデザイン、高機能でさらに高価格の商品を次々に発売されておりますが、これらの商品はよく売れているようです。

今回はリノベーションにおいて、キッチンのプランニングと必ずセットで考える、カップボードプラン(家電&食器スペース)のお話しをさせていただきたいと思います。
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1.家電のためのスペースと食器のためのスペースを明確に

家電や食器棚のスペースは、Ⅱ型キッチン(キッチンとカップボードがⅡ列に並んでいるプラン)の場合、キッチンの背面・冷蔵庫の隣に配置されることが多いです。
つまり冷蔵庫スペースの残りが、家電&食器棚スペースになる場合が多いわけです。

その限られたスペースにどのようにして家電&食器スペースを確保するかは、今お持ちの家電や食器の量の確認が必要になります。
何となく「このくらいのスペースで足りそう」と考えるよりも、家電のためのスペースか食器のためのスペースか、用途を明確にすることで、スペースを有効利用できるのです。

 

2.カップボードプランの法則【上・中・下】

カップボードは基本のプランとして、上(ウォールユニット)・中(ミドルユニット)・下(フロアユニット)の組み合わせになっています。
各キッチンメーカーさんで呼び名は異なりますが、基本的な考え方は同じです。

下の写真のようなセパレートタイプは、上(ウォールユニット)+下(フロアユニット)の組み合わせになります。
このプランのメリットとしては、カウンターが広く使えること。
また、上(ウォールユニット)から取り出した食器棚を仮置きしたりできることです。
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こちらは上(ウォールユニット)+中(ミドルユニット)+下(フロアユニット)の組み合わせになり、このプランは一番食器の出し入れがしやすい中(ミドルユニット)に食器を収納できるということがメリットです。
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3.【上・中・下】と【左・右】の組み合わせでベストなスペースを確保

このセパレートタイプ【上+下】とトールタイプ【上+中+下】を左右に組み合わせれば、家電&食器のスペースが確保できますね。
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でもカップボード全体の幅があまり確保できない、または家電が多くカウンタースペースが足りないという場合には、家電を二段における家電収納プランがお勧めです。
このタイプは、ハイカウンタータイプで下部のカウンターがスライド式になっており、炊飯器やポットの使用時に蒸気を逃がしたり、ご飯をお椀によそったりするときに便利。
家電を使用する際にカウンターを引き出したくない方は、メーカーさんによっては蒸気処理機能付きのタイプもありますよ。
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いかがでしたでしょうか?
リノベーションで間取りを考えるとき、「キッチンを対面またはオープンスタイルにしたい」「アイランドキッチンにしたい」などのご希望はよく伺いますが、キッチン全体を考えるとき、カップボードの使いやすさが日々の家事の効率化にもとても重要になってきます。
カップボードのスペースが十分にとれるなら、家電&食器の収納だけでなく、さらにゴミ箱スペースやパントリー収納などの食品庫もぜひプランに入れたいですね。

また、今回はキッチンとお揃いでプランするキッチンメーカーさんの商品をご紹介しましたが、家具メーカーさんの既製の食器棚にも様々な商品があり、機能的で充実したものがたくさんあります。
キッチンとカップボードをメーカーの商品でプランすれば扉材もお揃いで統一感のある空間になりますし、逆に敢えて家具メーカーさんの既製家具を選んで、ほかの家具とのコーディネートを楽しむというのもおすすめです。

対面キッチンの場合、オープンスタイルではない限り、実はキッチン本体は壁や腰壁の背面にあり、リビングダイニングからはあまり見えず、「一番目立つのはカップボード」という場合も多いのです。
このように限られたスペースをいかに有効活用し、動線を考えた使いやすいキッチンにするか、また他の空間と調和するかは、カップボードがとても重要なポイントになってくるのですね。
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