2018/3/7
桜の季節までもうまもなく。今年の春こそ挑戦したい『アウトドアリビング』②
こんにちは。ひかリノベ湘南の春永です。
先日関東では春一番が到来し、春はもう目の前! 外でも過ごしやすい季節が近づいてきましたね。
そんな季節にぴったりの『アウトドアリビング』のアイデアをご提案する、全三回のシリーズです。
今回は日の光射し込むテラスに似合うインテリアを中心にご紹介させて頂きます。
Step.1 テーブル・チェア
ガーデンファニチャーは屋外の直射日光や雨・風にさらされるものですから、室内用のインテリアとはまた違う注意が必要です。
気に入ったデザインであることはもちろんですが、
- 耐久性が高い
- お手入れがしやすい
- 収納・持ち運びに便利
といった点がポイントになります。この3つのポイントをクリアする素材としては、木材・高密度ポリエチレン・塩化ビニール・金属といった素材のテーブル・チェアがおススメです。
木材
公園のようなカジュアルな雰囲気で、庭や芝生が似合いそうな木材。
チークやアカシアなど木の種類によっても耐久性やお値段が異なりますので、環境やご予算に合わせてセレクトなさってみてください。
高密度ポリエチレン
リゾートのプールサイドなどでも見かけるほど、水に強い素材です。
編込みされたデザインは人工ラタンとも呼ばれ、高級感と温かみを感じるリゾートらしい印象です。
塩化ビニール
高密度ポリエチレン同様に軽くて水に強いですが、耐熱性と耐紫外線にはやや弱い素材です。
「まずはリーズナブルに揃えたい」という方に。
金属
線の細いデザインでアンティーク風のものか、すっきりしたモダンなタイプもあります。
アルミやスチールなど、金属の中でも耐久性やお値段のグレードがありますので、環境やご予算に応じてお選びください。
Step.2 キャンドル・照明
とくに「外で食事やお酒を楽しみたい」という方には、キャンドルはマストアイテムといっても過言ではありません。テーブル上の素敵なセンターピースになり、数個置くだけでもお料理がきれいに、おいしそうに見えますし、夜のロマンチックなムードが満喫できます。
テーブルの上だけではなく、足元や低い壁の上にも、間接照明の代わりにキャンドルを置いてみましょう。
キャンドルならではの温かい炎で、全体がふわっとやわらかくライトアップされます。
(もちろん、火の元には十分に気をつけてくださいね!)
照明を選ぶなら防雨・防湿機能のある、アウトドア専用の照明を選びましょう。屋外では、室内用のものは使用できません。
明るさや電球の色(昼白色or電球色)は必ず実物を見てお確かめください。
調光機能があれば夕方から夜の空間の演出が多彩になりますし、低い位置に照明をセットすると、落ち着いた雰囲気が演出できます。
コンセントは多めに準備しておきましょう。コードを長く這わせるのは危険なので、電源から遠い場所には床にもコンセントを設置しておくと便利です。
また、屋外に設置するコンセントは必ず防水コンセントに!
室内から延長コードを持ち出した場合は、雨や水がかからないように注意し、使い終わったらすぐにしまいましょう。
Step3 BBQコンロ・アウトドアキッチン
屋外に本格的なキッチン設備を備えている家庭は、日本ではまだ少なく、調理は室内で行うか、可動式のバーベキューコンロを使うのが一般的ですね。
でも外で食事やバーベキューを楽しみたいなら、アウトドアキッチンがあるとグッと便利になります。
アウトドアキッチンをつくる場合は、まずキッチンの機能のうちどの部分を設置したいかを考えてみましょう。準備や配膳用のカウンターだけあればいいのか、外で水や火を使いたいのか。必要な機能によって、大きさやレイアウトが変わってきます。
本格的なキッチンを設置する場合は、雨や日光にさらされることを踏まえた素材選びが大切です。
コンロ付きのアウトドアキッチン
屋外のキッチンカウンターにコンロのみ設置する場合。洗い物は室内キッチンのシンクで行います。
室内にもコンロはありますが、たとえばバーベキューはアツアツの焼きたてを食べたいですし、煙も出ますよね。お肉を焼くのはアウトドアキッチンで、サラダやデザートは室内で調理するというように使い分けできると効率的です。
クックトップはお好みもありますが、風のある日など万一の引火事故を避けるためにも、IHヒーターはひとつの選択肢です。
シンクもコンロも揃ったアウトドアキッチン
シンクもコンロも揃った、キッチンの機能をそのままアウトドアにもつくっているのが下の例。
同じルーフテラスやバルコニー内にダイニングスペースもつくり、ここだけで料理も食事も完結する、コンパクトながら機能の充実したアウトドアダイニング&キッチンになっています。
とくにホームパーティやバーベキューがお好きなご家庭では、スペースが許すならやはり一揃いの機能があるキッチンが便利です。
いかがでしたでしょうか? これから訪れる春に向けて活躍しそうなアウトドアリビング。
リノベーションをお考えの方は、この機会にぜひ挑戦してみませんか?
「ちょっといいな」と思っているけれど……という方はリアルな3Dパースで完成イメージを見ていただくこともできますので、まずはお気軽にご相談ください。