2018/1/10
【市川市エリアI様邸リノベーションレポート①】施工管理のお仕事は現場の監督だけじゃない!
こんにちは。ひかリノベ施工管理担当の毛利です。
こちらのスタッフブログでは日々の現場での出来事などを皆様にご紹介していますが、今回は「施工管理とはどういった仕事なのか」をあらためてご説明したいと思います。
施工管理ってどんなお仕事?
基本的には工事現場の施工全体の管理や監督をするお仕事です。
細かく分けると、品質管理、工程管理、原価管理、現場管理といった仕事に分類されます。
品質管理というのは、現場で使われる部材に誤りがないか、又それらの部材が正しく使われて、良い仕上がりになっているかを管理する仕事です。
工程管理というのは、現場の工期を守るため各職人さん達の出入りを調整する仕事です。ただ現場では何が起こるかわかりません。図面には載っていない工事が生じる事もありますので、それらに対応する為に、日々決定事項や確認事項などが増えていきます。
原価管理というのは、現場での作業や使われている部材が予算オーバーになっていないか管理する仕事です。どれだけ良いものを作っても、予算オーバーになってしまったら元も子もありません。
現場管理というのは、現場での安全面や近隣への配慮、職人さん達への指示、現場清掃、事前段取り、荷物運びの手伝い、交渉…など数えだしたらきりがないのですが、現場での細かい調整のことをいいます。現場は常に動いていて、ほんの小さな行き違いがトラブルにつながる恐れがあります。ですから、何か疑問に思うことがあったら、まずは先輩たちや職人さん達に聞くこと、それが大事だと思います。
I様邸の下見へ
さて話が長くなってしまいましたが、私の担当させて頂く物件もそろそろ着工を迎えようとしています。
くわしい工事の内容は次回のブログでご説明いたしますが、一足先に現場の状況を確認してまいりました。
落ち着いた趣があっていいですね(遠足ではなく、あくまでも仕事です!)
現場に出向いて状況を観察して、今後この土地で生活されるお客様の事を思うことも、工事の大事な第一歩です。
ここでは部材の搬入経路や大工さんや職人さん・各業者さんの駐車スペースの確認、またお部屋の中に入って寸法に図面と違いはないか、点検口から躯体の状態などを見て回ります。
次回からはいよいよ工事の進捗状況をお伝えしていきますので、楽しみにお待ちください!