心豊かな暮らしをつくるシンプルハウス
エリア | 東京23区エリア |
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家族構成 | 一人暮らし |
面積 | 40.82㎡ |
間取り | 2DK → 1R |
テイスト | ナチュラル,シンプル |
特徴 | 内窓 |
リノベ費用概算 | 6,700,000円 |
「いつかは自分の家を購入したい」
誰もが一度、なんとなく考える住まいの購入。
S様も当初は「なんとなく」お考えだったといいます。ひかリノベのオープンルームに参加くださったのも、「とりあえず勉強してみよう」といった理由から。キレイな家に暮らせればいいと考えていたS様は、リノベーション済み中古マンションの購入を検討していました。
しかし、リノベーション済み物件を内見するたび、こころの中には「ここの壁がなければ…」「もっと視界が開けていれば…」といった妥協点もあったそうです。
当初はリノベーションまでお考えでなかったS様ですが、≪内装以外≫を気に入った物件に出会ったことをきっかけに、自分の暮らしたい空間を自分でつくることに決めました。
後にS様は、リノベーションが始まってからのことを「自分が住みたいように、全てを自分で決められることには楽しさがありました」と振り返ってくださいました。
立地にこだわった3か月間
S様の物件探しは、通勤で利用する沿線で行いました。人気エリアということもあって、先に申し込みが入ってしまうなど難航しましたが、3か月間諦めずに物件を探した結果、≪駅に近く、目の前には公園があり、日当たりのいい最上階≫というS様の条件にぴったりな物件に出会います。
しかし、駅に近いことならではの問題点もありました。
それは、部屋の中まで電車の音が聞こえてしまうこと。また、閉塞感のある2DKという間取りは、S様の「視界の開ける部屋」という希望にも合致していません。そこで、リノベーションではそんな問題点を解消し、理想の空間となるようにプランニングしていきました。
視線の抜け感
「入った瞬間、視界が開ける部屋」に憧れのあったS様。
もともと2DKの室内は、せっかく景色がいい眺望を目隠しするように間仕切りがあり、さらに細かく部屋を分けていたため圧迫感がありました。そこで部屋をより広く見せられるよう、仕切りを全て撤去してワンルームへ。
また、リノベーション前の室内ではメンズライクなグレーの建具が使用されていました。ダークトーンの建具は重厚感や高級感、落ち着きある印象を与えられますが、一方で部屋が広くない場合には暗さや圧迫感が生まれます。そこで床材や建具には明るい色味の建具を使用し、全体的に明るくさわやかで、上質ながらもシンプルな空間となるように色味にこだわりました。
部屋に入った瞬間、明るい室内から窓の向こうへと視線が抜けて、空間に広々とした印象を与えます。
電車音をシャットアウト
駅が近いため、部屋の中まで電車の音が聞こえていた室内。
静かな空間で過ごしたいと考えていたS様は、物件購入を決意する最後まで、電車音は気になる部分でした。
そこでリノベーションでは、4箇所の窓すべてに防音効果のある「内窓」を設置。もとの窓に加えて内窓を取り付けるため、窓が2重になることで、通常聞こえるはずの音が半分以下にカットされます。さらに内窓には、紫外線をカットする遮熱効果や断熱効果、結露軽減といった効果も。防音以外の効果も相まって、快適な空間を作り出してくれます。
ディテールにこだわりを
シンプルなプランの中に「上質さ」を光らせるため、ライティングレールやタオルレールといったディテールにもこだわりました。
タオルレールに使用したのは、デザイン性の高いKAWAJUNのサイズオーダータオルレール。“化粧台の鏡と干渉しないように”、“フェイスタオルを折らずにかけられるように”と使用時を想定してサイズオーダーしたものを取り付けました。存在感がありながらも空間に馴染み、オシャレな雰囲気を作ります。
また、照明にはダクトレールを設置しました。好きな位置にライトを設置できるため、模様替えに合わせて適切な位置に照明を動かす事ができます。
引き戸で空間を確保
もともとは開き戸だった洗面室とリビングのドア。
廊下には洋室や洗面室、トイレへのドアが密集していたため、互いに干渉してしまっており、スムーズに移動しにくい空間になっていました。
そこで、扉を引き戸に変更。横にスライドさせるだけで開閉ができるので、互いのドアを干渉することはありません。
機能性の向上を考えた結果、スッキリとした廊下になりました。
当初はリノベーションをお考えではなかったS様ですが、暮らし始めてからは「リノベーションをしてよかった。心から満足しています」とおっしゃってくださいました。
駅に近い立地、暮らしやすい住環境、S様の生活に合わせて作られた空間が、心豊かな暮らしを実現します。