住まいの健康診断
(住宅診断・インスペクション)
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中古物件は耐震性や雨漏り、配管設備の老朽化が心配。物件情報や内覧だけでは、問題があっても分からない……。中古物件を選ぶにあたって、そんな不安を抱かれる方も多いのではないでしょうか? ひかリノベでは、購入を検討されている物件の構造上の不具合や雨漏り等を調査し、建物のコンディションをしっかり把握した上で購入を決めたり、リノベーションを計画できる仕組みをご用意しています。
きらり住宅診断
きらり住宅診断は、いわば「住まいの健康診断」です。お客さまが購入予定の物件について、建物の基礎や外壁等のひび割れ、雨漏りといった劣化・不具合が生じていないか、専門の講習(建物状況調査技術者講習)を受けた建築士が調査。リノベーションによって改修すべき箇所や、必要な費用を明らかにします。
物件情報や内覧だけでは分からない建物の「健康状態」を明らかにして、購入を決めるための判断材料をお示しする。また診断結果に基づき、最適なリノベーションプランをご提案する。それがきらり住宅診断です。
住宅に精通した建築士が、床下や天井裏といった普段なかなか見えづらい部分も含め、住宅の劣化状況、改修すべき箇所やおおよその費用をお調べします。住宅購入前に診断を行うことで、建物のコンディションを把握し、安心して取引を行うことができます。
調査項目
基礎・外壁・屋根等外周の状態
室内の柱・床等の状態
床下の状態
床下・天井裏の状態
水廻りや換気扇等設備の状態
お引渡し後も安心!『瑕疵保険』検査
『既存住宅売買瑕疵(かし)保険』とは、物件のお引き渡し後に隠れた瑕疵が見つかった場合に備える保険です。お引き渡しから1年または5年の間に(いずれか選択いただけます)もしも構造上の不具合や雨漏り等が見つかったときは、補修費用を保険金でまかなうことができます。
さらに、瑕疵(かし)保険に加入すると住宅ローン控除や登録免許税・不動産取得税の軽減といった減税制度を利用できるというメリットも!
瑕疵保険に加入するには、所定の検査に合格するか、必要な補修を行わなくてはいけません。これらは国土交通省指定の保険機関に登録している事業者でないと対応できません。ひかリノベは(株)住宅あんしん保証の登録事業者で、保険加入に必要な検査や補修に対応しています。
新しい暮らしを安心して迎えるために、まずは物件の「いま」の状態を正しく知ることから始めませんか。
耐震診断
『耐震診断』は住まいの構造強度を計算し、地震に対する耐震性を明らかにします。具体的には、地震が起こった場合に建物が受ける被害の程度や、倒壊の可能性を明らかにします。
新築の建物は、最新の建築基準法に則った耐震性をもっていますが、中古の場合は建てられた当時の基準のままであることが多いです。現在の新耐震基準は「震度6強~7の地震がきても倒壊しない」ですが、この基準が適用されたのは1981年以降。それより前の物件は、より緩やかな旧耐震基準に則って建てられています。
また新耐震基準時代以降の建物であっても、「絶対に安心!」とは言い切れません。日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(木耐協)の調査によると、1981年?2000年5月に建てられた木造在来工法の住宅に耐震診断を行ったところ、86.2%が現行法の耐震性を満たしていなかったといいます。
診断は構造計算に長けた一級建築士が、図面や現地調査を通じて行います。建物を破壊する必要はありません。診断結果として新旧建築基準への適合度、そしてより細かな建築等級への適合度、近隣エリアの地震の活動期をお伝えします。
断熱性能診断
『断熱性能診断』は、赤外線サーモグラフィ等による機器を使用し、現状の住まいの断熱性能・気密性能をデータ化するサービスです
診断項目
断熱材に欠損がないか?
壁や床・天井などに
隙間はないか?(隙間面積)
壁や窓の外気の影響の
受けやすさは?(熱貫流率)
省エネ法に照らすと、
現在の断熱性能は何年レベル?
断熱リフォームの前後で光熱費は
どれくらい変わるのか?
と4つの指標から、住まいの断熱性能・気密性能を見える化。どんなリフォーム工事が必要かを診断します。
暑さ寒さのストレスを感じている、湿気でジメジメしている、カビや結露が発生している、光熱費が高い……そんな住まいの症状にお悩みの方に、まずは『断熱性能診断』をおすすめします。
サーモ安心プログラム
きらり住宅診断が「住まいの健康診断」なら、このサーモ安心プログラムはいわば「住まいの人間ドッグ」です。
天井の雨染み、壁や窓周りのカビ、クロスのはがれが気になる……という方はいらっしゃいませんか? 赤外線カメラやファイバースコープカメラ等の機器を使用して、雨漏りや水漏れ・結露の発生している箇所と原因を調査。是正のために必要なリフォームを提案します。
戸建住宅では、図面に筋交いや柱があると明記されているにも関わらず、実際には描かれたとおりに入っていない……ということがままあります。必要な筋交いや柱を欠いた建物は、耐震性に問題がある可能性が。赤外線カメラを用い、図面通りに構造躯体があるかを検証します。
外壁のひび割れやタイルの欠損といった見た目に表れやすい劣化がなくとも、目視では発見しにくいタイルの剥がれや目地の劣化、サイディング、モルタルの劣化によって、雨漏りや水ジミが発生することも。雨水が浸透している箇所を、赤外線カメラやドローンを用いて調査します。