一点モノの家を買う
エリア | 千葉エリア |
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家族構成 | 一人暮らし |
面積 | 50.83㎡ |
間取り | 2LDK → 1LDK |
テイスト | 北欧,ヴィンテージ |
特徴 | ウォークインクローゼット |
リノベ費用概算 | 11,500,000円 |
魅せるウォークインクローゼット
Y様は美容師さんだけあってとってもオシャレな女性で、お打ち合わせにも毎回、古着をミックスした素敵なファッションでいらしてくださいました。
たくさんのお洋服をスッキリ整理できる、大容量のウォークインクローゼットが欲しい!
それも仕舞い込んでしまうのではなく、お気に入りのお洋服をアパレルショップのように魅せる収納にしたい。
そんなY様のご希望にお応えし、壁一面にずらりとお洋服を並べられる衣装部屋を設けました。
ウォークインクローゼットというと通常は納戸のような、必要最低限の広さで窓のない小部屋というケースが多いですが、そこはファッションが大好きなY様のため、約6畳の広いスペースに、ダークグレーにペイントした木枠がかわいい室内窓を設け、明るく居心地のよい部屋に仕上げました。
室内窓は飾りだけでなく開閉できるので、湿気の気になる季節は開け放して風を通せますし、お料理中は窓を閉めればニオイがついてしまう心配もありません。
壁一面に設置した棚は、右手から畳んで収納したいセーター類のための可動棚、丈の長いワンピースを吊るせるハンガーパイプ、トップスとボトムスをそれぞれ吊るせる二列のハンガーパイプ……と、どこに何があるか一目瞭然。
ワードローブの変化や気分に応じて、レイアウト変更も可能です。
整理整頓がしやすいだけでなく、色とりどりのお洋服がずらりと並んでいる様子は目にも楽しく、「今日は何を着ていこうかな?」と毎朝の身支度が楽しくなりますね。
実験用シンク×タイルのオリジナル洗面台
お化粧やヘアセットを行う洗面室も、Y様のセンスがたっぷりと反映されています。
コロンとした角型の真っ白なシンクは、学校の理科室などでおなじみの実験用シンク。
シンプルでちょっぴりレトロな魅力が、最近インテリアとして人気を集めているのです。
シンク下のキャビネットは、タオル類を収納する棚と同じ集成材で造作。これはキッチンのキャビネットともお揃いの素材で、家全体の統一感を図っています。
シンクの前面の壁にはこちらも真っ白なタイルをあしらいました。
そんなこだわりの洗面台に合わせる床は、Y様ご自身なかなかしっくりくるイメージが見つからない……と悩まれていたところ、ひかリノベからは六角形のフロアタイルをご提案。
柄ではなく、タイル自体が六角形の形をしている珍しいもので、通常の柄ものと比べ、よりリアルな石畳に近い見た目と感触が楽しめます。
幾何学的なデザインが、洗面台のシンクやタイルとマッチしています。
壁のないキッチンでデザイン家電を魅せる!
既存のキッチンはL型の壁付けタイプでしたが、Y様は動線がシンプルなI型の対面レイアウトをご希望でした。
振り向くだけで必要なものを手に取れるよう、背面に調理器具や食材を収納できるキャビネットを造作。
キャビネットの高さは腰壁に合わせ、上に並べたデザイン家電や、お揃いの瓶に詰めた食材やスパイス類がリビング側からインテリア小物として見えるように。ウォークインクローゼットと同様、こちらも魅せる収納です。
コンロの前には壁を立てず、完全なオープンスタイルに。吊り型のレンジフードや、むき出しのダクトもデザインの一部として見せることで、LDK全体が広く開放的になりました。
ウォークインクローゼットとの間仕切り壁に設けた室内窓や、リビングドアを取り払ったことも、空間の抜け感に一役買っています。