Case7 忙しくても効率的に家事や子育てができる住まい

リノベーション例

家族構成:4人 夫(38)、妻(37)、長女(7)長男(3)

Hさん一家は30代後半の共働き夫婦と小学校低学年の女児、保育園年中の男児の4人家族です。夫婦ともに正社員で年収は2人あわせて約1000万円、長女は放課後学童保育を利用しています。

平日の朝、H家では、ほぼ同じ時間に全員家を出ます。夜は、夫婦のどちらか早く退社できる方が子供たちをピックアップして帰宅、すぐに夕食作り、その後、子供たちをお風呂に入れ寝かしつける、といったあわただしい毎日です。

いそがしい日々を送るHさん夫婦は、少しでも効率よく育児と家事をすませたいと思い、リノベーションへの希望を次のようにまとめました。

【リノベーションのポイント】

  1. 1.朝の身支度や登校・登園の準備をスムーズにしたい
  2. 2.夜、帰宅後の家事や育児を効率よくしたい

Before

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  • 4人以上の世帯ででもゆったりと暮らすことができるこのサイズのお部屋では、家族それぞれの趣味を思い切り尊重できます。
    構成もライフスタイルも全く違う3組の家族がリノベーションをすると、例えばこんな風になります。

After

After 写真はクリックすると拡大します

H邸は玄関脇にたてに2部屋、その奥がバルコニーに面してLDKといった配置になりました。全ての居室とLDKに自然光が入ります。
バルコニーに面したダイニングキッチンにはテーブル兼用の大きめのアイランドカウンターを設置。帰宅後はリビングで子供を遊ばせながら料理をし、配膳の手間なしに食べられます。

夕食後は、リビングに面した和室で子供たちの寝かしつけができます。子供が小さい間は2人いっしょに寝かせるのに便利なので、和室にしていますが、実は、この和室はフローリングに置き畳をしいたもの。
隣の寝室とも行き来ができるので、親の寝室とLDKから子供の様子がわかり、寝かしつけもしやすいですね。

子供の成長後は畳をはずして親の寝室との間仕切りを固定すれば、独立した洋室の個室になります。さらに、LDKの一角を可動式の間仕切りで区切れるようにしてあるので、将来は、そちらも子供用の個室にする予定です。

少し広くなった浴室とトイレの配置を変えることで、水回りスペースが広めになり、アイロンがけや親子で身支度ができるようになりました。廊下とLDKの 2方向から出入りできるので、朝の洗面や身支度も手早くできそうですね。
また、玄関脇の収納を充実させ、コート類や通学・通園バッグをしまえるようにしました。

  • 収納の前の空間は、間仕切りをつけて子供部屋にすることも検討収納の前の空間は、間仕切りをつけて子供部屋にすることも検討
  • 自然光の差し込む明るいリビングとキッチン自然光の差し込む明るいリビングとキッチン
  • 忙しい朝に嬉しい、ダイニングのカウンター忙しい朝に嬉しい、ダイニングのカウンター
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