2017/12/15
絵画を飾るコーナー~ピクチャーレールでお家にアートを取り入れる~
こんにちは。五反田ショールームの水谷です。
12月に入り、日に日に寒くなって、季節はもうすっかり秋から冬。五反田周辺では少し前まで目黒川の桜や街路樹のイチョウの葉が色づいていましたが、もうイルミネーションに変わっています。
皆さまは、この秋はどのようにお過ごしになられたでしょうか? 秋といえば、都内の美術館やギャラリーでは多くの企画展が開催されるなど、芸術にふれる機会も多い季節。五反田ショールームからも近い白金高輪方面には、いくつも素敵な美術館があります。建物の周りにはお手入れの行きとどいた、それはまた美しい庭園があり、芸術と自然を一緒に楽しむことができます。
美術館やギャラリーでお気に入りの作品と出合っても、オリジナルまではなかなか手が届かず、ミュージアムショップでポストカードを購入して満足してしまうことが多い私ですが、今回は、このようなちょっとしたアートを身近に感じられるようなインテリアのご提案をしたいと思います。
1.ピクチャーレールで壁面にアートを飾る
お気に入りの絵画や写真を購入しても、どこに飾って良いのか迷ってしまい、何となくどこかに仕舞いこんだまま、ということはありませんか?
せっかくのアートも飾ってあげなければもったいないですよね。そこでご提案なのですが、リビング・ダイニングやベッドルームの壁にピクチャーレールを取り付けておけば、絵画や写真を飾ったり、また美術館で購入したお気に入りの作品のポストカードを額縁に入れて飾ると、あっという間にお部屋にアートのためのコーナーができます。
ピクチャーレールには数個のフックが取り付けてあり、絵画や写真などの額縁の裏側にワイヤーを取り付け、もう片側のワイヤーをそのレールのフックに引っ掛けるだけで取り付け可能。壁に画びょうやテープを貼ることなく、美しくアートを飾ることができます。
▲参照:TOSO
2.身の周りには実はアートがいっぱい
「アート」と一言でいっても、作家さんの絵画や写真だけではありません。庭園や公園をお散歩していると、シニアの方々が池のほとりで風景画を描いている光景をよく目にします。
また、絵だけではなく、野鳥など珍しい鳥たちの写真を撮っている方々もいらっしゃいます。このように創作を楽しまれている方々は、ご自身の作品も世界に一つしかないアート作品ですよね。
ほかにも、カルチャーセンターなどで水彩画や油絵・水墨画を習っていらっしゃる方々も、せっかく完成した作品をお部屋に飾ってみるのはいかがでしょう?
あるいは、ご家族に小さなお子様がいらっしゃれば、お子様やお孫様の描いた、かわいらしい絵が素敵なアート作品になるでしょう。
3.アートがより映えるようにアクセントクロスを貼る
一般的にお部屋の壁紙(クロス)はホワイトやアイボリー系のカラーを選ばれるお客様が多くいらっしゃいます。
壁にピクチャーレールを取り付けるだけでも、アートのためのコーナーができますが、さらにアートを引き立たせる意味で、ピクチャーレールを取り付ける壁一面だけを、他の壁とは違うカラーのアクセントクロスを貼ってみるのはいかがでしょうか?
例えば、淡いグリーンやブルーなどを貼って明るい印象に。ネイビーやブラウンなどのダークカラーのアクセントクロスを貼りますと、さらに絵画や写真が引き立ちます。
この手法は数年前に改修工事を行った、パリのオルセー美術館もそうですね。改修前はホワイト系の壁が多かった美術館の展示室ですが、ダークカラーの壁になり、空間の印象が変わりました。
「あまり個性的なアクセントをつけたくない!」という方には、ベージュ系などで周囲のクロスよりワントーン明るさを落とすだけでも、さりげなく空間に奥行き感が出て、アートも引き立ちます。
「芸術」や「絵画」というと、何となく特別なもの、美術館に行って非日常の世界で浸るもの……と思ってしまうこともあるかもしれません。でも、実際は日常のなかにこそクリエイティブな感性を刺激するもの、アート作品がたくさんあるのです。
お家の中にこのようなアートのためのコーナーをつくるだけで、空間にちょっとしたアクセントができます。季節ごとに作品を入れ替えて変化を楽しむのも素敵ですね。
アートをインテリアとして日常に取り入れるアイデアも、ぜひひかリノベにご相談ください!