2015/5/1
自然を家に取り込もう
こんにちは。
日本人は自然が好きで、花が大好きですよね。
日本の生活が長くなるほどにそれを実感しています。
季節の移り変わりとともに、駅のポスターや、旅行誌、テレビ番組などでは必ず花見スポットの情報を取り上げます。いまの旬といえば、チューリップ、ふじ、芝桜などでしょうか。富士河口湖のチューリップ畑、本栖湖の富士芝桜まつり、ふじで有名な岡崎公園は特に人気の花見スポットになっています。
休日に、都会を離れて家族や友人と花見に出かけるなどして、大自然と向き合い、ゆったりした時間を過ごす人が年々増えています。また、狭い都市部でも自宅の玄関の前に、エリゲロン、サフィニア、パンジーなどの可愛い花や植物を植えて楽しむ人々も少なくありません。やはり自然は人の心と体を一瞬で癒す効果があるからでしょうか。
近年、その自然を室内まで取り入れるインテリアグリーンというのも流行しています。でも残念ながら、どうしてもお手入れしやすい観葉植物に偏りがちで、頻繁に水やりをする必要のある花などはフローリングに置くのは無理があります。また、マンションの場合は逆に、外の玄関前やバルコニーに花を飾りたいと思っても、共有部分には勝手に置くことはできません。
では、諦めるしかないのしょうか。
インテリアコーディネーターの観点から見れば、方法があります。例えば、部屋のリノベーションを通して、室内に広い土間空間(インナーテラス)を設けることで、花や植物の世話が簡単にできるようになります。床の浸水、水漏れの心配がいらず、掃除も楽になります。室内の風景、空気がガラッと変わり、より一層リフレッシュ感を感じることができます。
春は淡紅の花、夏はひまわり、秋はコスモスなどなど季節の変化を庭のような近さで楽しめる空間があったら、想像するだけでワクワクしますね。自然が好きな方は、ぜひ試してはいかがでしょうか。