2017/3/30
ペットによるフローリングのキズと補修
みなさん、こんにちは。
ひかリノベの今淵です。
春の足音がだんだんと聞こえ始めている季節ですが、まだ朝夜はかなり冷え込んでいますね。花粉症の方もいると思いますが、お身体十分にお気をつけ下さい。
今回はペットによるフローリングのキズと簡単な補修についてのお話をさせて頂きます。
室内でペットを飼うことが多くなった現在、可愛いペットは家の中を歩いたり走り回ったりします。
それにより、どうしても床が傷ついてしまいます。
可愛いペットの為なら、そんなこと気にしないという方もいらっしゃると思いますが、
せっかくのきれいな床はずっと保ちたいというのが多くの方の正直な気持ちかと思います。
既に犬などを飼っていらっしゃる方は勿論、これから飼おうと検討されている方にも、そのようなフローリングの汚れ、キズを補修する簡単な方法をご紹介したいと思います。
その前に、まず前提として、汚れ・キズがつきにくい状態にしておくことが大切です。
基本は当たり前ですが、しっかりと床を拭くこと。
安全性を考慮し、気化しやすく危険の少ないアルコール類か天然成分の洗剤がおすすめです。
適宜薄めた洗剤で雑巾を固く絞り、フローリングをキズつけないように丁寧に拭きます。
それから、ワックスをかけます。
ワックスは、かけることにより汚れにくくなりますし、傷が付きにくくなります。
1.フローリングの傷の簡単な直し方
1.補修材を軟らかくする
クレヨンタイプのフローリング補修剤は使いやすくするために、ドライヤーにあてて温め、少し軟らかくしておきます。
補修剤の色は、フローリングの色に最も近い色を選びますが、近い色がない場合は、カッターで数色の補修剤を削って合わせたものをドライヤーで温めて軟らかくし、フローリングの色に近い色に調合しましょう。
2.補修材を塗る
補修剤の塗り方は、ひっかき傷に沿って平行に塗るのではなく、傷のラインに直角に、真横からすりつけるようにして、傷に埋め込むようにします。
3.余分な補修材を取り除く
傷のへこみに補修剤が平らに埋まるように、へらを使って傷に対して平行にすき取ります。
その後、余分な補修剤をボロ切れなどで、きちんとふき取っておきます。
4.ツヤ出しで周囲となじませる
補修剤を埋め込んだ所が目立たないように、その上をスチールウールでさっとなでて、ツヤを抑えておきます。
スチールウールは軽く滑らせるだけでよく、力を入れ過ぎたり、こすり過ぎたりすると、フローリングが傷付くので十分気を付けます。
2.フローリングの凹みには…
1.水を含ませる
フローリングの凹みには、その部分に画鋲を刺し、水を含ませます。
木の性質で中の木が膨らみ、凹みが目立たなくなります。
材質が無垢のフローリングでしたら、ゆっくり水分を含ませ、温めます。
濡れタオルを押し当てながらアイロンでこするとよいでしょう。
2.表面のヒビはニスで補修する
表面の透明膜にヒビがある場合は薄めのニスを染み込ませ拭き取ります。
3.深い凹みはウッドパテで補修する
もっと深い凹みには補修材のウッドパテで直すと良いでしょう。
凹みに塗り込み、よく乾燥させたうえからニスで表面をなじませます。
ウッドパテはホームセンターで売っています。
種類が多いので、フローリングの木目に合った色を探してみて下さい。
以上、簡単にペットによる傷のついたフローリングを自分で治す場合の直し方をご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。
「これなら今すぐにでも」と思ってもらえたら光栄です。
勿論、大きな傷・凹みや劣化によるものはリフォーム、リノベーションで新たに張り替えたほうが良いですね。
フローリングは部屋の顔であると思います。
色、模様によって全く異なる顔になるのです。
ひかリノベでは、物件探しからリノベーションまで、ご相談を随時受け付けております。
住まい、リノベーションに関するお悩みは、どんなことでもお気軽にご相談下さい。
お待ちしております。
是非、ひかリノベと一緒に『好きな街で、好きな暮らし』を実現させましょう!
それでは、また次回お会いしましょう。