2017/2/24
【鎌倉・湘南エリアT様邸リノベーションレポート③】部分リノベでこんなに変わる!鮮やかな色と光の演出
こんにちは。ひかリノベ湘南施工管理の新井です。
今回の施工事例はひかリノベ湘南からご紹介します。
T様宅は部分リノベーション。とはいえ、ガラスブロックや造作棚、壁を取り払って開放的となったキッチンと、見どころはフルリノベ並みにあります!
また、今回は寝室で使用したエコカラットについてもご紹介します。
1.ガラスブロック
もともとはマンションでよく見られるL・D・Kと和室の続き間であった間取りを、
①間仕切壁を撤去しL・D・Kと和室部分を一体化
とした上に
②和室間仕切よりL・D・Kを広くした位置にずらしてガラスブロック壁を新設
とする仕様としました。
このように間取りに少し手を加えただけで、やや閉鎖的であった和室部分が明るい空間になりました。
L・D・Kと緩やかに領域を分けつつ、ガラスブロックの透過性により、L・D・Kから自然光による採光が得られます。
プライベート感がありながら、やわらかな光が射し込む空間を演出できるようになりました。
よく目にするガラスブロックは無色で、やや視界を遮るようなものが多いと思いますが、写真のような色つきのガラスブロックを自由にレイアウトすることもできます。
今回のレイアウトはT様ご自身に決めていただき、仕上がりもとても気に入ったご様子でした。
2.キッチン廻り壁改修・カウンター下造作収納
こちらもよく見られる対面キッチンの納まりですが、キッチンをもっと開放的に明るい空間とするため、できる限り壁を取り払います。
更にキッチンカウンター下の有効利用を図るため、収納庫を計画しました。
システムキッチン上部にあった吊戸棚を撤去し、その部分の下がり壁も撤去することでリビングと一体となり、明るいキッチンとなりました。
そしてカウンター下の収納庫ですが、カウンター、収納庫、建具及び仕上げの塗装と全て現場で製作しました。
仕上げの塗装を決めるため、工事期間中にT様ご夫妻にお越しいただいたところ、私が勧める一般的な(つまらない!?)色ではなく、写真の鮮やかなグリーンを選ばれました。
今までこのような箇所で使ったことないような色で、とても個性的なカウンター下収納になりました。
湘南っぽくてかっこいいですね!
3.エコカラット
ガラスブロックの向こう側の壁にアクセントとなるブルーのクロスを貼りつつ、更にアクセントとして横一文字にエコカラットを貼りました。
エコカラットというのはLIXILタイル建材の商品名で、一般的なタイルと違い目地施工(タイルとタイルの継ぎ目を整える施工)が不要で、施工性が良いことから、近年良く使われるようになりました。
しかも、施工性が良いというだけではなく、湿度の調整や脱臭、有害物質の吸着、メンテナンス性等に優れており、意匠上及び性能面において注目の建材です。
いかがでしたでしょうか?
今回は御施主様のこだわりをふんだんに盛り込んだL・D・Kを中心に、部分リノベでも大きく印象が変わる事例をご紹介しました。
「こんな部材を使える?」「こんなデザインにできる?」等、リノベーションのご要望は、弊社担当者にお気軽にご相談ください。