2016/7/5
夏に負けない!職人さんの熱い技術やこだわりがこんなところで分かります!
こんにちは。
ひかリノベ設計担当の高橋です。
今日は涼しいですが、先日から急に暑くなりましたね。
梅雨明けまで約20日くらいはありますが、もう暑い夏がそこまでやってきているのが分かります。
本日は、職人さんの夏に負けない熱い技術やこだわり、施工現場のルールについてご紹介します。
1.フローリング敷きは職人さんの腕の見せ所
通常のフローリング幅は、1尺(30.3cm)を2等分か3等分したもの、つまり約10cmか15cmのものとされています。
下の写真のフローリングの幅は、1尺そのままの幅で約30.3cm。通常のフローリングより少し高価な代物で、しかも2部屋にわたって使用しています。
▲2部屋をまたぐようにフローリングを敷いてあります。
壁がフローリングの上に乗っているように見えますが、実は違います。
本当は壁が先にできているので、壁の厚さに合わせてフローリングをキレイにカットしてから敷いてあるのです。
壁面に家具を置いてしまえば隠れてしまいますが、職人さんの技術やこだわりが垣間見える部分なのです。
2.塗装職人さんの忘れ物?
工事が完了したお部屋にポツンと置かれたペットボトル。
塗装時に使用した溶剤ですが、職人さんの忘れ物でしょうか?
いえいえ、これは建築業界で「タッチアップ材」と言われるものです。
塗装した部分に家具などをぶつけてしまうと塗装が剥がれてしまいます。そうでなくても経年劣化で塗装は剥がれるものです。
そういった際に、このタッチアップ材を使用して塗装が剥がれてしまった部分を補修塗りします。
写真を良く見ていただくと分かりますが、それぞれの入れ物に使用した箇所が記載されていますね。
塗装溶剤は施工現場で職人さんが調合するので、同じ色合いを他人が調合するのは難しいです。
そのため、工事完了の際にはタッチアップ材をお客様にお渡ししているのです。
お客様の多くはメーターボックス内に保管されることが多いのですが、そのことを忘れてしまうお客様もちらほら。
塗装がはがれた際は、しっかり利用してくださいね。
3.工事前に確認するルール
これは施工現場の玄関扉に貼られているものです。
施工現場での十戒のようなもので、厳守事項が記載されています。
工事に関わる者は皆これを毎日確認して作業に入ります。
マンション住民の皆様にご迷惑が掛からないように、決まりを守って工事に励んでいます。
4.最後に
本日は職人さんのこだわりやタッチアップ材についてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
ひかリノベの設計担当として、今後も設計や施工現場での興味深い情報をお届けしていきます。
リノベーションに関して何か疑問点や不明点がありましたら、いつでもお問合せください。
お待ちしております!