2016/7/1
ひかリノベが提案する、一部屋単位のMEMS。最先端「スマートリノベーション」
住まい探しをしている方は、スマートハウスという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか?
「えっ、そんなの聞いたことないよ」という方も中にはいらっしゃると思います。
スマートハウスは次世代型の住宅です。住まい探しをしている方も、便利な生活をしたいと思っている方も、今のうちに知っておくべきです。ぜひ、ご覧ください。
また、ひかリノベはリノベーションを提供する会社ですが、マンション一室をスマートハウス化するご提案をしています。
ひかリノベの「スマートリノベーション」をぜひご覧ください!
1.そもそもスマートハウスとは
スマートハウスはITを利用してエネルギーを管理する住宅のことです。太陽光パネルや蓄電池などのエネルギー機器やエアコン、ライトなどの家電や住宅機器を統合・管理し、省エネと快適な暮らしを実現します。
エネルギーの管理をするには、使用量や自家発電量を「見える化」する必要がありますが、それを実現するのがHEMS(Home Energy Management System)です。いつ、どれくらいエネルギーを使っているか、蓄電池の充電量はどれくらいかなど、スマホやタブレットで確認することができます。
どれくらいのエネルギーが使われているかが分かれば、節約意識が進むものです。「20時くらいに消費電力がピークになっているから、この時間は、照明を少し暗くしようかな」と工夫ができるわけです。
▲「暮らしのサポートサービス」アプリ。電気料金やCO2排出量まで分かります。(出典元:Panasonic)
また、スマートハウスは省エネを実現するだけではありません。
家電を統合して管理するということは、スマホやタブレットから操作できるようになります。音声認識があれば、声で操作できるたり、また、温度を計るセンサーがあれば「部屋の温度を○度に保つ」ということが可能になります。
省エネだけではなく、快適便利な生活を実現できるのです。
もっと詳しく知りたいという方は、住まいブログの記事「これぞ21世紀の自給自足!最先端スマートハウスの魅力とは」をご覧ください。
2.マンションでスマートな生活を実現するための4つのアイテム
スマートハウスは基本的に一戸建てのことですが、スマートマンションというのもあります。マンション全体のエネルギーを管理するMEMS(Mansion Energy Management System)を導入し、エネルギーの見える化と省エネを実現します。しかし、マンション住民で意見をまとめる必要があり、補助金もありますが、まだまだ普及していないのが実情です。
では、マンション一室をスマートハウス化はできるのでしょうか?
マンション一室だけスマートハウス化するのは難しいのが現状です。というのは、太陽光パネルや蓄電池の設置場所に制限があり、スマートハウスに重要な自家発電が難しいからです。
しかし、あきらめるのは早計です。
スマートハウスのように、家電を管理・統合して、快適な生活を実現することは可能です。
ひかリノベは、マンションの一室をスマートハウス化するために、次の4つの機器を導入します。
2-1. iRemocon
▲iRemoconの紹介動画。
iRemoconはネットワーク接続型の高機能学習リモコンで、このiRemoconを介して、外からスマホで家電を動かすことができます。
このiRemoconの優れたところは3つあります。
・センサー機能
・音声認識
・GPS機能
まず、センサー機能があり、部屋の温度、湿度、照度が分かります。ですから、「○度になったら、エアコンをつける」というような操作が可能です。
家族の体調管理に役立ちますし、温度に敏感な動物を飼うのにも役立ちますよね。
次に音声認識ですが、ボタンなどを操作することなく、音声のみでの家電操作が可能になります。「テレビつけて」「リビング、エアコン27℃」というように、声だけで操作が可能になります。
そして、3つめがGPS機能です。家に近づいたらエアコンを付ける、家から離れたら家電のスイッチをオフにするということが可能で、消し忘れをなくします。
2-2.小型蓄電池
マンションということで、あまり大きな蓄電池を設置することはできませんが、壁掛け型の小型蓄電池なら設置できます。
1kWhの蓄電を可能にし、冷蔵庫や照明など、生活に必要な家電を約3時間つけることができます。2011年の東日本大震災の時の計画停電は3時間でしたが、その長さをカバーしています。
また、復旧までに時間がかかる場合、電気がなくなって一番困るのはスマホが使えず、情報が遮断されてしまうことです。1回のスマホ充電に10Whかかるとして、この蓄電池をスマホの充電に使った場合、単純計算で100回は充電できます。
2016年の熊本地震では停電の復旧まで3~4日かかった地域もありますが、これだけあれば、情報遮断されるということはなくなるのです。
▲壁掛けの蓄電池。エアコンかな?と思わせるデザインですね。(出典元:Panasonic)
これくらいの蓄電池なら場所も取らず、設置しやすいのではないでしょうか?
2-3.ウェブカメラ
iRemoconは映像を送ることはできませんが、それを補うためにウェブカメラを設置します。
カーテンの締め忘れなど、部屋の細かな状況を把握でき、さらにスマホで操作できるようにしておけば役に立ちますよね。
また、子供の様子を把握できるばかりではなく、防犯面においても役に立ちます。
▲Panasonicより。このカメラキットにもセンサー機能がついており、お子様の帰宅がわかるだけではなく、会話もできるという優れものです。
2-4.スマートキー
ひかリノベは、スマートフォンをかざすだけで開閉を可能にするAkerunを導入します。
Akerun Touchにスマホを10cm以内に近づけると、akerunのアプリが起動し、施錠・解錠を行います。
▲akerunの使用イメージ。工具なしで簡単に設置できます。(出典元:akerun)
権限の付与や回収はもちろん、鍵の紛失や無断複製の可能性もありません。
リアルタイムで施錠を確認できるので、防犯面においても優れていると言えるでしょう。
3.多様なニーズにこたえるひかリノベ
ひかリノベはスマートハウスを実現する上で、先に紹介した4つの機器以外にも、様々なご提案が可能です。
・家電にあった間取りの提案
・配線を見えなくするための工夫
・スマート家電の紹介
お気に入りの家具に合わせてリノベーションするということがありますが、ひかリノベは、お気に入りの家電に合わせた間取り提案や、配線の工夫を提案することができます。
これから、IoTが進みますので、家電にあったリノベーションも普通になってくるのかもしれません。
▲ディスプレイに映像機能が付いていると言われるAQUA DIGI(出典元:おためし新商品ナビ)
4.最後に
ひかリノベの「スマートリノベーション」についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
マンションは、太陽光パネルの設置が制限されるなど、個別でスマートハウスにするのは難しいですが、スマートハウス的な生活を実現することはできます。
ひかリノベは、そのお手伝いをいたします。
一戸建ての「スマートリノベーション」も大歓迎です。リノベーションのこと、家のスマートハウス化で何か疑問点がありましたら、お気軽にご相談ください。
お待ちしております。