2016/4/20
【ペットリフォーム③】熱帯魚とスタイリッシュに暮らす
みなさん、こんにちは。
ひかリノベコーディネーターの今淵です。
季節は春になって、ゴールデンウィークも近づいてきましたね。心躍る季節です。
春は出会いの季節でもあり、新しいことにチャレンジする季節でもあります。
これから、新たにお住まいをリフォーム・リノベーションしようと考えている方も多いかと思います。
今回は犬、猫と続くペットリフォームシリーズ第3弾です!!
テーマは…
『熱帯魚』です!(タイトルに書いてありますね・・・)
1.熱帯魚を飼うと癒される?
熱帯魚好きな方も多いですよね。
犬や猫と違い、熱帯魚を中心とする魚類は、種類も豊富で安価なものも多いですし、近隣に気兼ねなく飼うことができます。
水槽の泳いでいる魚を見ていると、つい時間が経つのを忘れてしまいます。
熱帯魚の泳いでいる水槽がお部屋のインテリアとしても独特の雰囲気を醸し出しますし、何より熱帯魚に癒されます。
熱帯魚が優雅に泳ぐ水槽を見ると心に癒しが得られるということで、「アクアリウムセラピー」という言葉もあります。
パソコンやテレビで目が疲れている方や、ストレスが溜まっている方は、家に水槽を置くのはいかがでしょうか?
2.熱帯魚を飼うのに必要なものと設置場所
熱帯魚を飼う際に必要なものを、最低限の範囲でをご紹介します。
まず熱帯魚を飼うには、水槽に水や砂を入れますが、その他に必要なものとして照明器具、ろ過装置、ヒーター、ウォーターポンプがあります。
海水魚を飼育する場合はプロテインスキマー、クーラー、殺菌灯などの機材が必要になります。
それに、水槽には常に気配りが必要になります。
例えば、水槽の設置場所は最もポイントとなるところであり、玄関脇など人の出入りが激しいところは、熱帯魚にとっても安心できる場所ではありません。
南側の日当たりのよいところも、水槽が熱くなりすぎて魚が死んでしまうことがあります。さらに、頻繁にドアや引き戸を開け閉めして、水槽に振動を与えてしまうような場所も不適切です。
水槽は、直射日光が当たらず、振動が響かない、落ち着いた場所に設置しましょう。
3.水槽の大きさと重さには要注意!
家庭で熱帯魚を楽しむ水槽のサイズは、初めてに方でしたら60cmの規格水槽(60×30×36)が多いのですが、90cm規格水槽(90×45×45)~120cm規格水槽(120×45×45)を設置する方もいます。
そこで問題になるのが総重量です。
例えば、90cm規格水槽(90×45×45)の場合、機材の中にも水が入るので総重量はだいたい250~300kg程度。海水魚の場合は、更に大きなサイズの水槽を選ぶことが多く、機材も多いので500kgを超えるケースもままあります。
次に、問題になるのが床の荷重です。アップライトピアノが250kg程度ですから、水槽1つでピアノより重くなり、床下地の状態によっては床がたわんでしまう可能性があります。
水槽は水平を保ち続けるように設置することが重要です。床がたわめば家を傷めてしまうだけでなく、水槽が水平を取れなくなり、思わぬ事故が起きてしまうこともあります。
フローリング張り替えなど、床リフォームの際には、水槽を設置する床の下地を補強して、たわまないようにしておきましょう。水槽の数を二段置きにすれば重量は更に増えますので、補強をしておきましょう。
マンションの場合は、防音フローリングの上に水槽を置くと、クッション部分が沈んで水槽の水平が取り難くなります。水槽台は下地の合板に直接留めるか、壁に組み込むなどの工夫をしましょう。
先日も大きな地震がありましたが、地震対策のためにも水槽台を固定することが大切です。
4.水槽の配置場所5つのアイデア
水槽の配置次第でお部屋の雰囲気はガラッと変わります。
壁に埋め込む(リビング、ダイニング)
一番お勧めはやはりリビングダイニングでしょう。
家族の集う団欒スペースに水槽を配置することでいつでも水槽を眺められるので、より一層心が和みます。リビング席に作り付けの棚を設置し、
そこに熱帯魚の水槽を置けるようにすると良いでしょう。
ダイニングに設置すれば、おしゃれなアクアダイニングやバーのような幻想的な雰囲気になります。
▲照明の置き方が幻想的な光景を生み出しています。(出典元:AQUA LINK)
玄関前
通常ですと、水槽は玄関脇にポンと置くイメージであると思いますが、例えば玄関を入ってすぐ壁があるというお宅でしたら、非常に圧迫感があります。
そこに水槽を埋め込めばまるで絵画を飾っているような感じになりますし、水槽という透明感のあるものや熱帯魚の色鮮やかさが空間に開放感を生みだします。
▲オフィスの玄関に置かれた水槽。仕事場を和ましてくれそうですね。(出典元:AQUA GARDEN)
水槽で間仕切り
部屋と部屋や、広いリビングの間に水槽を壁のように置くことにより、どちらの部屋からも眺めることができますし、インテリアとしても有益です。
さらに、部屋に奥行きと 開放感を与えることもできます。
リビングとちょっとした書斎の間仕切りとして、設置しても落ち着いた空間が出来てリラックスできるスペースが生まれます。
柱のような円柱型の水槽
構造体ではない柱の一部を水槽にすると、ラグジュアリー感溢れる空間ができますね。
部屋の雰囲気が増しますし、何より丸みを帯びているので360度どの角度からも見渡せますし、インテリアとしても非常に良いと思います。
▲部屋の真ん中に別世界が生まれたようです。(出典元:有限会社AQUA SPOT)
階段下のデッドスペース
階段下のデッドスペースに水槽を設置すると、暗い空間が明るくなります。
スペースの有効活用は、アイデア次第で空間が生まれ変わるのです。
▲階段下に置かれた水槽。味気ないスペースが家全体のアクセントにもなります。(出典元:株式会社APN)
5.最後に
みなさん、どうでしたか?
熱帯魚を飼われている方も、これから飼おうとしている方もイメージできましたでしょうか?
水槽は設置場所が重要です。
未経験者の方は、リフォームしなくても、部屋の一角に水槽を設置してみても良いかもしれません。
大きな水槽やデザインにこだわりたい方は、ひかリノベにご相談くださいね。
リフォーム・リノベーションの観点からアドバイスいたします。
それでは、また次回お会いしましょう。
次なるペットリフォームのテーマは…..乞うご期待!