2016/3/28
【ペットリフォーム②】大好きな猫と暮らすためのリフォーム案内
みなさん、こんにちは。
今回はご好評いただいているペットリフォームシリーズ第2弾!!
第2回目は【猫】です。
前回の記事でも少しご紹介しましたが、犬と並んで絶大なる人気を誇る猫。
みなさんの中にも飼ってらっしゃる方も多いと思います。
最新のペット頭数調査では犬を抜いたとも言われておりますが、これは女性の社会進出により、留守でも飼いやすいという背景も猫人気が安定している理由かもしれませんね。
猫好きの方は非常に多いです。
猫と人が快適に暮らす家…そんな理想の家にするため」にちょっとリフォームを考えてみてはいかがでしょうか?
ペットは大切な家族の一員ですからね。
そんな、可愛い猫との暮らしを考えながら、リフォームを考えていきましょう。
①床
毎日歩く床です。
基本的には犬と同様ですが、猫もやはり床には気をつけたいですね。
フローリングは滑りやすく犬同様に足腰に負担がかかるので、滑りにくい素材を使用すると良いでしょう。
やはり自然素材の無垢材は外せませんね。
傷がついても目立ちにくく、冬は保温性があり、滑りにくい素材ですので、安心してお使い頂けます。
やはり、自然素材のぬくもりが大事ですよね!!
(弊社でも無垢材の床は提案しておりますので、是非ショールームにてご覧下さいね。)
②壁
エコカラットというタイル状の機能性壁材は消臭効果がある壁材で、爪とぎ対策にもなります。
ビニールクロスの上からも張ることができ、簡単に作業できます。
猫は引っ掻きの習性があるので、腰壁に簡単にその部分だけ取り替えられる木目調の壁紙を貼るのも良いでしょう。行動や習性、大きさに応じて高さを変えられます。
③障子
和室等、障子のあるお家は樹脂製の障子紙を使いましょう。
樹脂製障子紙も色々なタイプがあり、紙のように貼るタイプではなく、ガラス戸のようにはめ込む厚手タイプを選べば、猫の引っ掻きでも大丈夫です。
④網戸
網戸はステンレス網を選ぶと良いでしょう。
窓を開けて空気の入れ替えをした時に、網戸を破って外に出ないようにするためです。
樹脂製に比べて強靭なので安心して窓を開けて空気の入れ替えが行えます。
⑤カーテン
(出典元:ソザイング)
カーテンを登っていくような元気な猫がいる家は、ブラインドやロールスクリーンなど、上下で開閉するタイプを選びましょう。
消臭カーテンもありますので、風の通り道に設置するのも良いですね。
⑥収納棚
収納にも注意が必要です。
本の背表紙などで爪を研ぐこともありますし、棚の中に置いてあるものを、払い落とすことも…。
収納では扉を付けること、扉材は爪を研がれないようツルっとした仕上げのメラミン化粧板などが良いでしょう。
⑦扉
猫はいたずらしますよね・・・
キッチンに猫が入り込んでいたずらしないように、扉をつけると良いですね。
もちろん光や風は通るようになっています。
格子の大きさはちょうど猫の頭が通らない大きさで、猫は通れない扉です。
家の中を自由に歩き回る猫は、猫だけが通れない、もしくは猫だけが通れるなど、場面に合わせたドアをつけると良いです。
⑧トイレ
猫のトイレの近くの壁面に換気扇を取り付ける、トイレ周辺の壁材に消臭効果がある壁材を使う、壁紙の下地に炭塗料を塗るだけでも、臭いの軽減が可能です。
このような機能性壁材は、いろいろな種類があり、色柄が豊富なのも魅力です。
⑨キャットウォーク
猫は犬のように直線距離ではなく、上下の移動をする習性があります。
よって猫は高いところに登ったり、狭い場所に隠れたりするのがが大好きです。
そこで狭い部屋でも上下に運動できるよう、隠れる場所や飛び上がるスペースを作りましょう。
猫のストレス解消にもなり、お勧めですよ。
天井近くの壁面に取り付け、ちょっとしたオブジェのようにするのもデザインのアクセントとして良いです。
滑らないよう木にするのがいいですね。
⑩.最後に
いかがでしたでしょうか?
猫と暮らす上でのリフォームのヒントをお伝えしましたが、みなさんのペットリフォーム、リノベーションをするきっかけになればと思います。
それぞれの習性や好みを考えた上で、デザインするのも面白いですね。
それでは、次回ペットリフォームシリーズ第三弾でお会いしましょう‼︎