2015/3/19
大工さんの必需品
ひかリノベ広報部です。
今回は、リノベーションの現場で使われる機械工具の一部をご紹介します。
大工さんの仕事のイメージは昔から とんかち・ノコギリ、ノミにカンナというところで
しょうか。
昔堅気の大工さんが自慢の腕でトントンカンカンギコギコと地道に建物や部屋を
作り上げていく・・・
もちろん大工工事の基本は現在も変わっていませんが、使う工具はすごく近代化
しています。
今回は特に切断系(ノコギリ系)の工具のご紹介です。
↑ これ何だかわかりますか?
すごく大きな機械工具です。 【卓上スライド丸ノコ】 現場では「押し切り」と呼ばれて
います。
透明なカバーか被っている鋭い回転刃(チップソー)を回転させ、下に置いた柱材
や板材を一瞬で切り離します。刃の角度も変えられて、斜めに切ることも可能です。
刃が降りてくる部分にはレーザー光線が当たり、寸分の狂いもなくその部分が切断
されます。
↑ これも丸ノコです。こちらはハンディタイプで、本体を動かして板材等を切断できる
小回りの聞く工具です。現場で単に「丸ノコ」というと、この工具を指します。
↑ これは正式には【ディスクグラインダー】 という工具です。現場では、大きいものを
「大サンダー」、小さいものを「ベビーサンダー」と呼んだりします。手に持って使う工具で、
鋼材や石材まで削ったり切ったり出来ます。
ホームセンターなどで「サンダー」というと、サンドペーパーなどを張り付けて表面を
均したりする物を指したりしますが、これはまったく別物ですね。
大工さんは当然手先が器用な人が多く、切断用だけでも上記工具をはじめ様々な
機械工具を使いこなしています。(もちろんノコギリやノミも使っていますが。)
一般の方がDIYで扱うにはちょっと価格が高く、危険を伴う工具なのでお勧め
できませんが興味がありましたらホームセンター等で実物をご覧ください。
※刃の部分には触れないように!