2020/7/14
キッチンのレイアウト、どのタイプを選ぶ?
こんにちは。ひかリノベ 湘南ショールームの春永です。
すっかり、梅雨のジメジメとした季節になりましたね。
こんな季節には、キッチンにお花でも飾って気分転換するのがおススメです。
最近はキッチンとリビングが一体化したLDK型の間取りが主流になってきています。
そのため、キッチンはいまやリビング空間の顔ともいうべき存在に。。。
今回は、そんなキッチンのレイアウトについてご紹介させて頂きたいと思います。
壁付けキッチンか対面キッチンか
壁付けキッチン
【こんな方におススメ】
- お料理に集中したい
- 窓からの景色や換気がしやすいキッチンにしたい
- リビングスペースを広く使いたい
- 無駄な動線を作りたくない
壁付けキッチンのいちばんのメリットは、壁との間に空間を作らないので、限られたスペースを有効に活用することができます。
対面キッチン
【こんな方におススメ】
- キッチンにいる時間も家族との会話を楽しみたい
- 開放感を重要視される方
- インテリアの主役になるデザインキッチンにしたい
- バーカウンターとしても使いたい
対面キッチンのいちばんのメリットは、キッチンにいてもリビングにいる家族の気配を身近に感じられたり、テレビ鑑賞など家事に左右されることなく時間の有効活用ができることが魅力なのではないでしょうか。
キッチンにはどんなスタイルがあるの?
アイランドキッチン
出典:LIXIL
システムキッチンのなかで代表的なのがアイランドキッチンです。
アイランドキッチンとはその名前の通り、ひとつの島のように佇むキッチン。モデルルームやCMなどでよく目にし、憧れる方も多いのではないでしょうか。
人気の秘密はやっぱりその開放感とデザイン性。
壁に接していないので左右どちらからもキッチンに入ることができます。
また、ご夫婦でお料理を楽しまれたり、ご家族でコミュニケーションを図ることを重要視される方にはおススメのキッチンですね。
ただ、注意すべきところは常にキッチンの整理整頓ができること・換気システムを充分に確保することです。
せっかくのお洒落なアイランドキッチンも整理整頓ができなければ台無しになってしまいます。
換気扇に関しても、アイランドキッチンは壁に接していない為、お部屋に匂いが充満しやすい傾向にあります。
換気のパワーが強い換気扇を選択することをおすすめ致します。
ペニンシュラキッチン
出典:LIXIL
ペニンシュラキッチンとは、キッチン本体のどちらか一方が壁に接している対面キッチンです。
アイランドキッチンよりもスペースを省くことができ、比較的安価です。壁側にコンロを持ってくれば油はねなどもなく、実用性も優れています。
レンジフードのオイルガードもキッチンパネルにするか開放感を残したままの強化ガラス仕様にするか選択できるのもうれしいですね。
カウンターも欲しい! という方には新たに造作することも可能です。
キッチンによってはフルフラットでカウンター幅が広めのタイプもあるので、椅子を並べてバースペースにしたり、カフェのような空間にすることもできます。
アイランドキッチンほどの開放感はありませんが、そこを除けば対面キッチンの良いとこどりができるキッチンで人気があります。
I型キッチン
施工事例:https://hikarinobe.com/constructioncase/case_0056/
Ⅰ型キッチンとはコンロからシンクまで横一直線に並んでいるキッチンです。
アイランドキッチンやペニンシュラキッチンと違い、I型キッチンは、キッチンの前に手元を隠す腰壁ができるのでセミオープンキッチンと呼ばれています。
開放感は欲しいけど手元は隠したい…という方には最適のキッチンですね。
L型キッチン
出典:LIXIL
L型キッチンとはコンロとシンクが90度で向かい合っているキッチンです。コーナー部分に食材を置いたり、できあがったお料理を置いておけるので、二世帯で同居されている方やご家族が多い方にオススメです。
コンロとシンクが向かい合っている為、I型のキッチンより動線が短くなり作業しやすいというのもメリットですね。
シンク側はオープン(セミオープン)キッチンに。油はねが気になるコンロ側を壁付けにすることもできます。
セパレートキッチン(Ⅱ型)
施工事例:https://hikarinobe.com/constructioncase/case_0017/
セパレートキッチンとはシンクとコンロが1ヶ所にまとまっていないキッチンです。
キッチン台は2台あり、1つ目の台はシンク・2つ目の台はコンロなので、どちらで作業するにも十分なスペースがあることが特徴です。
作業台が分かれている為、お料理はご夫婦・親御さんと…。というように、一緒に楽しみながら分担して作業できるのもよいですね。
I型・アイランドキッチンの両方の良いところを兼ねそろえているセパレートキッチンですが、注意したい点もあります。
シンク側とコンロ側、二つのキッチン台の間に十分なスペースがないと、ぶつかって調理器具を落としてしまったり、濡れた食材がこぼれたりして、床を汚したり傷つけてしまう可能性があります。キッチン台の距離感は注意したいところですね。
キッチンには様々なレイアウトがあり、それぞれメリット・デメリットがあります。
毎日使う場所だからこそ、理想のキッチンにしたいですね。
まずは、どのような空間で料理をしたいか思い描いてみませんか。