2019/7/15
起業をお考えなら長野県へ! 県・市町村の移住&起業支援体制
こんにちは 松本店コーディネーターの三部です。
梅雨の合間に見せる、八ヶ岳や北アルプスの雄大な景色に心癒されながら毎日毎日をすごしております。
さて本日は、私の担当エリアである長野県、とくに松本市周辺を中心に、他県からの移住支援・起業支援のとりくみをご紹介します。
長野県は「日本一創業しやすい県づくり」を目指し、スタートアップスクールやセミナーを実施したり、支援機関との連携や専門家の派遣など創業のサポートを担う「ながの創業サポートオフィス」を開設したり、後継者を探す事業者と創業を目指す方のマッチングを行う「長野県後継者バンク」など、さまざまな創業支援事業にとりくんでいます。
さらに補助金や、低金利の融資制度、優遇税制といった支援制度を用意して、起業を目指しやすい環境づくりに力を入れています。
長野県の創業・移住に関しての取り組み
県単位では、まず先ほども挙げた「ながの創業サポートオフィス」。起業を考える方はまずこちらへ。
各支援機関につないでくれたり、必要であれば専門家を派遣してくれたりと、創業に関する総合的な相談窓口となっています。
後継者不足に悩む伝統産業を次世代につなぐのが、「長野県後継者バンク」。
既存事業を引き継ぐ形での起業なら、既存の店舗や事業所をそのまま引き継ぐため、創業コストを抑制できます。
事業内容がマッチするなら、「後継者」になることを考えてみるのも、選択肢の一つではないでしょうか。
市町村単位でも、地域特性を活かしたユニークな支援制度が用意されています。
伊那市・茅野市・富士見町など、各地の民間コワーキングスペースと連携した起業・創業支援事業も。
実は、長野はこうしたコワーキングスペースを利用したIT関連の起業家や、フリーランサーがたくさんいます。既に腰を据えた生活をしていることから、地元住民とスムーズに関わる関係を構築しているため、たとえば多拠点生活を考えている方でも地域になじみやすいのも魅力です。
これから新しい一歩を踏み出そうというとき、一番頼りになるのは、やはり経験者の知見。
コワーキングスペースで「先輩」たちと交流や情報交換ができたら心強いですよね。
高原野菜産地としての高いブランド力をもつ朝日村では、就農支援に積極的です。
朝日村の主要作物は、レタス、キャベツなど広い農地で育てられる露地野菜。そのほかブドウ、イチゴ、ブルーベリーといったフルーツ栽培も盛んで、新たな品種にもチャレンジしています。
新規就農者への資金援助もあり、これから農業をはじめたい方には、一歩を踏み出しやすい環境が整っています。
また松本市では、都市部からの移住と起業を考えている方を対象に、東京・名古屋・大阪でも出張セミナーを行っています。
……といった具合に長野県・各市町村、創業者・移住者に対してさまざまな支援策を用意しています。
「人生100年プラン」といったように、平均寿命も延び、100年生きるのも当たり前の時代になってまいりました。
そんな時代を共有している中、いろいろなステージの中で移住がどのくらいウェイトを占めるかは人それぞれです。
ストレスを感じつつも都会の利便性を求めるのか。あるいは少し不便になる部分はあっても、自然の中でのびのびと過ごせる田舎暮らしを求めるのかは、これからの時代のキーワードになってくると感じております。
決断するにはもちろん、都会の良さ、田舎の良さを十分調べることが大切です。
その点、「移住して創業したい」という方にとって、サポート支援に積極的に取り組んでいる長野県は、安心して計画いただける地域であると思います。