2015/6/12
リノベーションという住宅購入方法のメリット・デメリットとは!?
こんにちは!ひかリノベ広報部です。
さて今回のブログはリノベーションのメリット・デメリットについてお話をさせて頂きます。
これまで日本は新築の家を持つことがステータスとされる「新築至上主義」が長い間根付いていました。
しかし近年住宅購入の選択肢の一つとして増え始めているのが、中古マンションを購入し、リノベーションして暮らするという方法です。
ではリノベーションとはいったいどういうものなのでしょうか?
新築マンションと比較しながらメリット・デメリットを確認してみましょう!
マンション購入をお考えで、新築マンションを買おうか、中古マンションを買おうかお悩みの方へ参考にして頂ければと思います。
既にリノベーションをお考えの方も、もう一度確認しておきましょう。
新築と比較した、中古マンション購入の場合のメリット
同条件の新築物件よりも安く手に入れることができる
同じ条件のもと、新築を購入する場合の費用と中古を購入してリノベーションする場合の費用を比較すると、中古を購入してリノベーションする費用の方が、20%~30%程安く済むことが多くあります。
また新築物件は、新築後20年間で価格が大きく下落すると言われています。
リノベーションをする際、築20年以上の物件を購入すれば、購入後数年で市場価格が大きく下降するリスクを避けられます。
自由に設計できること
既存のマンションや建売住宅なら、どれも似たり寄ったりで無難な内装になってしまっていることが多いです。
しかしリノベーションであればほぼ自分の好み通りに設計やデザインができます。
広々としたリビングにしたり、ウォークインクローゼットを作ったり、対面キッチンにしたりなど、自分のライフスタイルに合わせたお部屋を創りあげることができます。
物件の選択肢が増えること
自分が希望する居住エリアで希望通りの新築のマンションを探すのには大変苦労すると思います。
中古物件は新築物件に比べ圧倒的に数が多いため選択できるエリアの範囲が広くなります。
なので駅近の物件や、閑静な住宅地など細かな環境の条件を満たす物件を探すことが出来ます。
また、間取りや内装、設備は新しく変えてしまうため、あまり考える必要はありません。
立地や景観、管理体制さえ条件を満たせればよいという部分もあるため、対象となるマンションの範囲を増やすことができます。
マンションの管理体制を見てから物件購入することができる
マンションにとって管理体制は重要です。管理体制が悪いと資産価値に大きく影響を与えます。
修繕は定期的に行われているのか、管理人は常駐なのか、積立金はしっかり貯蓄されているのか等々、実際に見て確かめることができます。
新築と比較した、中古マンション購入の場合のデメリット
築年数が古いために耐震性に不安がある!?
中古マンションを購入する場合には築年数に注意する必要があります。
1981年6月に耐震基準の大幅な見直しが行われたため、それ以前に建てられた建物はよくチェックをしましょう。
ただし、以前の耐震基準で建てられていても、耐震補強を行っているものや、そもそも基準よりも高いレベルで設計されたものもありますので、立地条件をなども踏まえしっかり調べて判断しましょう。
住むまでに時間が必要であること
新築や中古マンションをただ購入する場合には、住みたい戸建やマンションを探して購入し、引き渡しが行われ住むのが一般的です。
しかし、リノベーションの場合には、引き渡しまでの間にプランの打合せ、設計、施工などの作業が加わることで通常より時間がかかります。
物件探しから引渡しまで平均で3~4ヶ月は必要となります。
ローンの金利が高くなる!?
リノベーションだけを行う場合、ローンを利用しようとすると、リフォームローンを使うことになります。
リフォームローンの金利は住宅ローンよりも高い傾向にあります。
しかし物件購入からリノベーションをする場合は、物件購入代金とリノベーション代金を合算して住宅ローンの低金利で借りることができますのでご安心を。
また、購入後に工事がはじまるため、工事の間の家賃など二重払いが発生する場合があります。なので資金計画をしっかりと立てる必要があります。
いかがでしょうか?
リノベーションのメリット・デメリットをご理解いただけたでしょうか?