2018/9/27
【千葉エリアS様邸リノベーションレポート③】まるで本物! 石目・木目のフロアタイル
こんにちは!ひかリノベ設計担当・藤井です。
今回はS様邸のプランから、床材についてご紹介します。
S様邸は角部屋で、ユニークな形のお宅です。
床面積100㎡を超えており、もともと住むには十分な広さではありましたが、さらにもっと広いリビングをご要望。
個室を一つ潰して、なんと27帖の広いLDKが完成しました。
もとは納戸とトイレがあった場所は、ウォークスルークローゼットに作り替え、玄関からそのまま寝室へ通り抜けられる導線を確保。
上の間取り図のとおり水回りは全て家の中心に集約され、居室以外の建具は全て取り払い、回遊できる間取りとなっております。
壁紙は部屋ごとに異なるアクセントクロスを使い、雰囲気がガラリと変わります。
さらに床材も、リビングダイニングと廊下はフローリングですが、それ以外の子供部屋や書斎や水回りなどにはフロアタイルを使い、それぞれの部屋で違う表情があります。
これがフロアタイル? リアルな石目・木目調
S様邸で使用したこちらのフロアタイルは、石目調やフローリング調などの豊富なデザインがあり、まるで本物かと思うほどのリアル感と質感があるのが魅力です。
石目調はモルタル風や大理石風など種類も豊富。
表面がつるつるして光沢のあるものや、石の素材感がリアルに再現され、ごつごつとした足ざわりの物もあります。
参照:サンゲツ https://www.sangetsu.co.jp/digital_book/carpet.html
木目調は無垢フローリングのような表情を持っています。
天然素材の無垢フローリングは水に弱いので水まわりには不向きですが、フロアタイルのような塩ビ系床材は耐水性に優れ、場所を選ばないという利点があります。
他にもフロアタイルには沢山のメリットが。
- 固い性質のため傷がつきにくい
- 場所を選ばず施工できる
- 掃除や修繕が簡単
- タイルのような冷たさがない
- 磁気タイルのように割れる心配がない
こういったメンテナンス性の良さから、最近は人気の床材になっています。
同じ塩ビ系タイルには、フロアタイルの他にクッションフロアもありますが、こちらもデザインが豊富で耐水性に優れているものの、フロアタイルよりも傷がつきやすく、柔らかさがあるため、重い家具を置くとクッションが潰れくぼみなどの跡が残るリスクがあります。
またクッションフロアはロール状になっており、一枚張りなので、部分的な張替えができません。汚れやキズが付いたときは、全面を張替える必要があります。
その点、フロアタイルはタイル状なので、傷がついた場合はその部分だけ交換できるというのも、大きな利点です。
豊富なデザインとメンテナンス性の良さ。フロアタイルを用いたリノベーションのご相談も、ぜひお気軽にお寄せ下さい。