2018/9/26
塩害に負けない家づくり。湘南の潮風と共生するリノベーション
こんにちは。ひかリノベ 湘南ショールームの春永です。
すっかり朝晩は涼しくなり秋めいてきましたね。
私のお家の近くでは曼珠沙華がところどころに咲き誇り、すっかり秋の訪れを感じさせてくれる季節になりました。
今回は湘南エリアに移住したいけどやっぱり塩害や風害が気になる……。
という方のために、実際に居住して8年目になる私の暮らしから、実情や対策をお伝えします。
塩害について
塩害とは、海沿いの地域に特有の住まいの困りごとです。
海はもともと塩分を含んでいます。その塩分を含んだ水が蒸発し、塩気をまとった空気が風で運ばれます。
これが建物などに付着すると、腐食を進行させてサビ・建物の劣化を促進させてしまいます。そのため、海沿いの建物は全て塩害対策が必須です。
塩害の被害が発生しやすい場所は、外壁・屋根・玄関・門・アルミサッシ・シャッター・フェンス・門扉・雨戸などなど、外気に触れている部分です。
金属・ガルバリウム・トタン・スチール・窯業サイディングといった素材は特に影響を受けます。
塩害によって生じる劣化には、たとえばこんな例があります。
- 金属に生じるサビ
- 外壁のが黒ずむ。
- 窓ガラスが曇りガラスのようになる(とくに風の強い日)
- 植物が枯れてしまう(とくに台風のあと)
リノベーションで塩害対策
塩害は、海沿いの街特有の潮風や気候、自然そのものです。
塩分を含んだ風を止めることはできませんが、被害を抑制することは可能です。
- 耐塩性・耐久性の強い塗料で塗替または張替をする。
- 換気扇や屋外の電気機器は海とは逆側に設置する。
- 錆びやすい素材は防錆処理をする(自転車等は玄関スペースを活用し、室内に入れる)
- 外壁・窓ガラス・庭などを水洗いできる環境にしておく。
- 定期的に外壁・窓ガラス・植物を真水で流す。etc…
海が見える家に住むということは、塩害とは切っても切れない関係があることは否定できません。
ですが、窓の外を見れば青く広い空と海。四季折々のお花や山々虫の音色・波の音をBGMに眠るなど、五感で感じる憧れの豊かな暮らしがここにはあります。
それを塩害一つで諦めるのは非常にもったいないことです。
リノベーションで、日々のメンテナンスで、海沿いの街特有の潮風と上手に共生する方法があります。
憧れの海の見える家で、潮風と上手に暮らせる家をいっしょに作っていきませんか?
ひかリノベでは物件探しからデザインリノベーションまでワンストップでご提案致しております。お気軽にご相談ください。