2018/8/9
【東金市・九十九里町エリアY様邸リノベーションレポート②】女子にも人気の「男前インテリア」
こんにちは。ひかリノベ設計担当・藤井です。
今回は女性のお客様でY様邸のリノベーションについてご紹介したいと思います。
もとの間取りはマンションによくある形式で、和室と洋室がある2LDK。
それぞれの部屋は壁で仕切られており、閉塞感がありました。
Y様は元々リノベーションにご興味があり、初めてお会いした際にはすでにご自身でかなりのイメージが出来ていらっしゃいました。
さまざまなアイデアをお持ちのY様との打ち合わせは独創的かつ夢のある発想で、私自身も楽しませていただきました✨
私からのアドバイスとしては「長く住み続けていく事を考慮し、住みやすさのためには何を削り、何を優先していくのか」という点を中心に、Y様ご自身の生活スタイルもくわしく伺いながら、いっしょに「Y様らしく、心地よく過ごせる家」を考えていきました。
こだわり①2LDK→1LDKで開放的な生活空間へ!
元々あった和室を無くし、リビングと一体化することで、広々としたLDKに。
キッチンは対面式のオープンスタイルで、圧迫感を生んでいた間仕切り壁を取り払い、開放的な印象に。
背面には収納物のサイズに合わせた造作家具を配置しました! 置き場に困るごみ箱もスッキリと収まります。
また、こちらはY様たってのご要望で、トイレと洗面室を一体型に。
外資系ホテル等でよく見られるスタイルですね。水回りが集約されているので動線が短くすみ、また 広々と使えるので開放感があります。
このトイレ&洗面スペースは、寝室を出ると廊下を挟んで目の前。朝の身支度や、お寝み前のスキンケアにも便利な間取りです。
さらに、オシャレなY様は「こだわりの古着をショップのようにオープン棚でディスプレイできるWIC」というご希望も。
壁面に造作した棚とハンガーパイプは取り外しでき、高さや枚数は自由に組み合わせ可能です。気分や用途に合わせてディスプレイを楽しめます。
リビング側の間仕切り壁には、室内窓を配しました。実用重視で殺風景になりがちな壁も一気におしゃれ感もアップ! コンパクトな空間に、奥行きと開放感を演出するねらいもあります。
こだわり②自然素材が感がられる心地よい空間
床材は部屋の印象を左右する大事なポイントです。
床材で迷われていたY様には、私から無垢材をおすすめいたしました。
無垢材は夏場でもべたっとせず、冬場はほのかに温かさが残っているので素足で過ごすことができます。
また木にはひとつとして同じ模様が無く、微妙な色の変化で様々な表情が現れ癒しを与えてくれます。
あらわし天井でモノトーンカラーを基調としたお部屋も、無垢材の床と、木のぬくもりを感じる木製の造作家具を使うことで、クール過ぎず落ち着きのある心地よい空間へとなりました。
こだわり③マスキュリンなかっこいいデザイン
近頃「男前インテリア」は女性のお客様からも強く支持されています。Y様のご希望も「男っぽく無骨な感じ」。
そこで「男前インテリア」のマストアイテム・あらわし天井と、黒やグレーといったモノトーンで統一した内装・インテリアで、マスキュリンな仕上がりに。
造作家具は自然塗装で、ヴィンテージ感をプラス。どこか使い古したような味の家具となり、「男前」感を高めています。
無骨感を表現しているのが、天井の数か所からぶらさげたアイアンパイプ。
そのままでもインテリアの一部として楽しむことができますが、グリーンやファブリックを吊り下げて、お部屋にアクセントにプラスしても◎です。
シンプルな中にも随所にこだわりが詰まったY様邸のご紹介でした。
次回は施工管理担当より、現場レポートをご紹介します!