2018/7/6
【横浜市エリアI様邸リノベーションレポート②】壊さないで「変える」工事
こんにちは。施工担当の新井です。
本日は、湘南支店施工事例・I様邸(施工編)をご紹介します。
I様邸は一戸建て(木造と鉄筋コンクリート造の混構造)です。
I様邸の例をもとに、『一戸建てのリノベーションの流れ』についてお話ししていきましょう。
間取り変更なし、既存を生かしたリノベーション
地下一階平面図
一階平面図
二階平面図
各階の平面図を見て解るとおり、間仕切り壁の変更はなく、主に建具交換・一部フローリング上貼り・住宅設備の交換・壁や天井の仕上材貼り替え等といった内容です。
いわゆるスケルトンリノベーションではなく、床フローリングや壁・天井材下地材が貼ってある状態で住宅設備の交換を行うため、給排水給湯配管や電気配線等通常隠蔽される部分の工事が肝となります。
工事の流れ
では実際の工事の流れを見てゆきましょう。
まず各住宅設備類(キッチン、ユニットバス、洗面化粧台、便器等)を撤去してゆきます。
▲ユニットバス部分
▲洗面化粧台部分
▲キッチン部分
その後、大工さんが建具を交換&フローリングを貼るタイミングに合わせて、新しい住宅設備に合うように給排水給湯配管・電気配線の切り回し工事を進めます。
上のお写真は、キッチン廻りの電気配線切り回しをしているところです。
新築工事であれば大工さんが壁の下地ボードを貼る前に電気配線は済ましておくのですが、リノベーションでは既存のボードに部分的に穴を開けて配線してゆきます。
今回はバルコニーに新規で水栓を設置するため、給水管を引いてきます。
配管・配線が済んだら、内装の仕上げを進めます。
▲壁・天井クロス張り
▲I様邸のLDKの壁・天井は、クロス貼りのあと塗装で仕上げました。
内装が完成したら、住宅設備の設置です。
▲ユニットバス
▲システムキッチン。
I様ご自身による「施主支給」の形をとらせていただきました。
▲トイレ
▲洗面化粧台
▲ガス衣類乾燥機
設置完了! ハウスクリーニングをして、いよいよ完成です。
いかがでしたでしょうか?
戸建てはマンションとは異なり、間仕切り壁も構造壁(建物を支えるため、壊してはいけない壁)となるため、できるだけ既存の間取りを活かしてプランニングを進めます。
間取りを大きく変えなくとも、住宅設備や内装仕上げを刷新することで新鮮な空間に生まれ変わります。
こんな空間にしたい、というご希望をお気軽にご相談くださいませ。
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