2018/3/9

室内にバルコニーのある暮らし~I様邸の事例から

室内にバルコニーのある暮らし~I様邸の事例から

こんにちは!五反田ショールームの木村です。

今回は、五反田支店で設計を担当したI様邸のリノベーション事例から、室内に設けるバルコニー『インナーバルコニー』をご紹介いたします。

 

DIYスペースとして

DIYがお得意なご主人様。
間取りのプランニングをするにあたり “DIYができるちょっとしたスペースが欲しい”というご要望がありました。
現在のお住まいでも十分DIYを楽しまれているご様子でしたが、本格的な作業ともなると少し肩身の狭い思いもされているようです。

そこでご提案させて頂いたのが、 “インナーバルコニーのある家”というプラン。

『インナーバルコニー』とは?一言でいうと「建物の中にあるバルコニー」。インナーテラス、ガーデンルームともいって、DIYスペースに限らず、雨の日の物干しや植物の日光浴など工夫次第で多種多様な使い方ができる便利なスペースです。
ここ最近、インターネットやインテリア雑誌などで目にされた方も多くいらっしゃると思います。

I様ご夫妻は、この提案にすぐに前向きになって下さいました。

 

どの場所にインナーバルコニーを設けるか?

次に、どの場所にインナーバルコニーを設けるかを検討しました。
家族の目の届かないとこで一人黙々と作業をするよりは、家族みんなの気配を感じられて時には「もうそこまでできたんだ!」「その色いいね!」など会話が聞こえてきそうな、明るく家族が集まるリビングに近い場所が理想的だと考え、バルコニーに面した南東側に決めました。

また、広さに限りがあったため、リビングの一角をインナーバルコニーのスペースとし、デザインを施したオーダー製の室内窓を設け、空間の広がりと明るさを確保しました。書斎と一続きになっているため、閉塞感は感じられません。

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インナーバルコニーのデザイン

せっかくの日当たりがインナーバルコニーを作った事によって遮られては意味がありません。

そこで、思い切って床から天井までの間仕切り窓と片開きの扉をコーナーに収まるデザインにしました。
縦と横の桟はできるだけ細く、空間を邪魔しない縦長の長方形で統一しました。こうすることによって、天井が高く見える効果も生まれます。
I様のご希望により、お子様が誤ってぶつかっても割れたりケガをしたりするのを防ぐため、ガラスではなく透明アクリル板で仕上げました。

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床はインナーバルコニー側がタイル、書斎側がフローリングと貼り分けられています。
ブラウン系の色味で統一されているので、全体的に落ち着きのある空間に仕上がりました。

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I様も『大人の秘密基地』のようなこの空間がお気に入りとのことです。

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いかがでしたでしょうか? 今回は“インナーバルコニー”の施工事例を紹介させて頂きました。

このように、こだわりのある空間作りのご相談も、ぜひ私たちひかリノベにお任せください!

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執筆担当者

ひかリノベ広報部

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