目黒駅

山手線など4路線が利用できるアクセス拠点

目黒駅はJR山手線、東急目黒線、東京メトロ南北線、都営三田線の4路線が乗り入れている主要駅です。
目黒という名前ながら品川区に位置していることは有名ですが、近辺は品川区と目黒区、港区が入り組んだ地域。駅の西側すぐには目黒区、東側には港区が位置しているため、3つの区民の利用が多い珍しい駅となっています。

山手線以外は発着駅となっており、相互直通運転が行われているため交通至便。
目黒線は2000年に開業し、これにより目黒駅から六本木一丁目駅、永田町駅、四谷駅など都心部を経て赤羽岩淵駅までがつながりました。翌年には埼玉高速鉄道との相互乗り入れもスタートし、浦和美園駅までが1時間ほどでアクセスができるように。
2008年には武蔵小杉駅から日吉駅まで延伸したことも、利便性のアプに大きく影響しました。

このような背景から目黒駅では利用客数も大幅に増加。4社合計で1日約65万人という平均乗降者数を誇る駅に発展しています。
2019年に予定されている相鉄線との相互直通運転が始まれば、新横浜駅にも直通することになり、さらに交通至便な駅として機能するでしょう。

山手線では渋谷駅へ6分、新宿駅へ11分、品川駅へ7分。三田線では大手町駅へ16分でダイレクトアクセスが可能。
スムーズな乗り換えで、東京駅・銀座駅へは15分でアクセスができるなど軽快なフットワークが魅力です。

駅は目黒通りに面している他、山手通りや国道1号線(桜田通り・第二京浜)、第一京浜、首都高速2号目黒線のインターが近いため、車の利用についても不便はありません。目黒駅からはバス便も発達しており、東京駅、新橋駅、三軒茶屋駅、二子玉川駅、祐天寺駅、中目黒駅、都立大学駅など多方面へ運行。本数も多いことから便利に利用されています。
このように目黒は通勤・通学の他、プライベートにも都心をまんべんなく使いこなせるアクセス拠点と言えるでしょう。

レトロ&先進的。多面性に富んだ街並みが魅力

駅周辺は落ち着いた雰囲気の商業エリアです。「アトレ目黒1・2」や「ヒルトップガーデン目黒」などの複合商業施設が駅に直結しているため便利。飲食やファッションなど多くの店舗が揃っている他、「成城石井」と「ザ・ガーデン自由が丘目黒店」も入っています。駅前にも「目黒東急ストア」がある他、目黒通り沿いには東西の広範囲にスーパーが点在しているため、生活環境は良好と言えるでしょう。

西口から大鳥神社へ向かう権之助坂には250以上もの店舗が連なる「権之助坂商店街」も。通り沿いにはオフィスビルが多く建ち並んでいるため、約8割が飲食店になっており、昭和のレトロな雰囲気も人気です。
一方、目黒川と山の手通りを超えれば「インテリアストリート」として名高い人気の散策スポットに。幅広いジャンルのインテリアショップに加え、ハイセンスなカフェやレストランが点在する先進的な街並みが魅力です。

東口には首都高速2号目黒線に沿って広大な「国立科学博物館付属自然教育園」が位置しています。ここは都会にありながら豊かな自然が残る貴重な森林緑地として有名。旧朝香宮邸である「東京都庭園美術館」も敷地内に有しています。

駅前では再開発が進行していることも見逃せません。計900戸以上を数える住居にオフィスも加わった2棟のタワーマンションが2017年に完成予定となっており、今後がたいへん注目されます。

歴史・文化にも親しめる良環境に恵まれた街

目黒は旧石器時代から人が住んでいたとされる地域。それだけ古くから人が生活しやすい環境が整っていた目黒では、関東大震災と東急目蒲線・東横線の開通をきっかけに農地が開発され、住宅地や商工業地域として急激に発展したと言います。

目黒という地名の由来は諸説ありますが、「目黒不動尊」から来ているというのが有力なようです。このお寺は江戸の守護のために安置されたという「江戸五色不動」のひとつ。当時は庶民が気軽に訪れることのできる行楽地として、門前町は賑わいを見せていました。
目黒通りと山手通りが交わる地点にある「大鳥神社」も古い歴史を持つ神社で、江戸時代に始まったといわれる「酉の市」は現在でも毎年11月に開催されており初冬の風物詩となっています。

駅の北側、山手線の内側の高台には由緒ある寺院やお屋敷街が今でも残っていますし、目黒川沿いには「目黒雅叙園」や「目黒区美術館」が。他にも「現代彫刻美術館」、「喜多能楽堂」など歴史や文化に親しめるスポットが多いのもこの街の特徴と言えるでしょう。

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