吉祥寺駅

渋谷・新宿の2大ターミナルへ直通、の利便性

吉祥寺駅は武蔵野市の東部に位置していますが、駅の南側すぐには三鷹市が広がっているため、両市民が多く利用しています。
京王井の頭線とJR中央線・総武線が乗り入れている接続駅で、中央線は快速が停車するため、新宿駅へは直通14分、東京駅へは直通27分。井の頭線は急行が停車するため、渋谷駅へは直通17分でアクセスができます。成田空港駅へ直通する特急「成田エクスプレス」も停車するため、出張などにも便利でしょう。

隣駅の三鷹駅からは東京メトロ東西線も利用が可能。JR中央線・総武線、東西線ともに始発の運行があるため、ゆったり座って通勤・通学できるとして人気です。
中央線快速は特に本数が多く、終電も遅い時間まで運行されているのが特徴。そのため深夜帰宅も可能として、シングル層や共働き層から厚い支持を得ている駅となっています。

バス路線については、中央口(北口)のバスターミナルを中心に多く運行。西武池袋線の石神井公園駅・大泉学園駅、JR中央線の西荻窪駅・武蔵境駅、京王線の笹塚駅などの他、三鷹台団地、牟礼団地といった住宅街への足としても利用が多くなっています。

また、武蔵野市では「ムーバス」というコミュニティーバスが走っています。これは100円という均一料金で市内を循環して運行しているバスで、平成7年(1995年)に他の自治体に先駆けてスタートしたもの。武蔵野市の財政の良さから生まれた施策で、市民の足として活躍していることも見逃せません。

都内有数の商業地区、時間を問わず賑やかな駅前周辺

駅の周辺には多彩な大型商業施設が集まり、東京都でも有数の商業地区が形成されています。

特に駅の北側にあたる中央口(北口)はメイン出口。駅直結の「アトレ吉祥寺」をはじめ、「東急百貨店 吉祥寺店」、「吉祥寺パルコ」、「吉祥寺ロフト」、「コピス吉祥寺」、「西友 吉祥寺店」など多数の商業施設が立地し賑わいを見せています。
駅前から伸びる「吉祥寺サンロード商店街」と「吉祥寺ダイヤ街」は北口のメインストリートとなるアーケード商店街。
ダイヤ街の先、「東急百貨店 吉祥寺店」の北西に広がる通称「東急裏」と呼ばれるエリアも急速に商業化が進んでいます。

一方、井の頭恩賜公園を有する公園口(南口)側には「マルイ吉祥寺店」に加え、2014年に地上10階・地下2階建ての駅ビル「キラリナ京王吉祥寺」がオープンし、新たな賑わいが生まれています。
「パークロード商店街」や井の頭公園までつながる七井橋通り沿いにも飲食店・商店が立地している他、「ドン・キホーテ 吉祥寺駅前店」や「ライフ 吉祥寺駅南店」などのスーパーがあるため、南側においても生活環境は十分と言えるでしょう。

住みたい街として憧れられる緑豊かな街

”住みたい街ランキング1位”に輝いたことで知られる吉祥寺ですが、その大きな要因となっているのが、武蔵野市と三鷹市にまたがる「井の頭恩賜公園」の存在です。吉祥寺の顔とも言うべきスポットであるこの公園は、日本初の郊外型公園として大正6年(1917年)に開園。それ以来長きにわたり、市民のオアシスとして現在まで愛されてきました。
来る2017年には開園100周年を迎えるため、それに向けた「水と緑の再生」および「公園を核とする街の賑わい創出」を主にした事業が展開されています。

また、三鷹市では昨今団地の建て替えがあちこちで行われています。その中のひとつ、井の頭恩賜公園の南に位置する牟礼団地は昭和31年(1956年)に東京都初の公団住宅として誕生した歴史ある団地。
これについても建て替えに伴い「牟礼団地総合プロジェクト」として、大規模な整備が行われたことは特筆に値するでしょう。「緑豊かな街づくり」をコンセプトとして進められたこのプロジェクトでは、憩いのスペースおよび防災対策の一環として2つの公園が整備されました。
このように、住宅都市としても大きな発展を続けてきた吉祥寺は、今さらに住み良い街として変化し続けています。

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