パスタを塩ゆでしている間に作れる、お味は本格派のパスタソース。
まずはベースとなるチーズクリームを混ぜておきましょう。分量は二人分で、生クリーム100g、ゴルゴンゾーラチーズ50g、そしてパルメザンチーズをお好みで。

次に、にんにく一片とベーコン80gをバターで炒めます。弱火でじっくりと……。香りが立ってきたら舞茸１パックを加え、つづいて白ワイングラス一杯を（無ければ料理酒でもOK）回し入れます。アルコール分が飛んだら、いよいよ最初に混ぜておいたチーズクリームを投入！ チーズが溶けてくることには、パスタも茹で上がっているはず。蕩けたソースとパスタを絡めて、最後に黒コショウを振ったら完成です。色どりにイタリアンパセリを添えても◎。

味付けはゴルゴンゾーラだけ。基本的に塩も入りません。ゆで汁も加えず、濃厚なチーズのコクと風味を楽しむ、大人のパスタです。

冷蔵庫で寝かせて味がしっかりと染み込んだラムチョップに、なめらかなポムピューレ（フランス風マッシュポテト）を添えて。

まずは漬けダレを作りましょう。ラムチョップ4本分で、しょうゆ・赤ワイン・はちみつ各大さじ１、塩コショウ少々、ローレルの葉を一枚。お肉といっしょにジップロックに詰めて、冷蔵庫で2時間ほど寝かせれば、中まで味がしっかりと染み込みます。

ポムピューレは、マッシュポテトに生クリームとバターを合わせ、口当たりをなめらかにしたもの。分量は、ジャガイモ1個分に対して、生クリーム30g、バター10gが目安です。塩で味を調え、お好みでパルメザンチーズを加えると、ちょっと大人な味わいに。

召し上がるときは、ラムチョップにオリーブオイルでかるく火を入れてください。このとき、漬けダレに赤ワイン、ローズマリーを加えると、風味が引き立ちます。

フォンブランも基本を理解すれば案外簡単です。鶏肉500gとひたひたの水を強火にかけ、沸騰したら湯を捨てて、またひたひたの水を入れて沸かします。アクを丁寧に掬ったら、にんにく三片、玉ねぎ1個、人参1/2本、長ネギ1本、クローブ2粒、ローリエ等お好みの香草をまとめて投入。1時間ほど煮込んだあと、出汁がらを濾せば、フォンブランは完成。

煮込んでいる間に、カレーソースを作っていきましょう。玉ねぎ1個を繊維に沿って薄切りし、クミンシードと一緒に、弱火でじっくりと炒めます。飴色になってきたら、乱切りにしたトマト1個、鷹の爪2本分、ケチャップ大さじ１、にんにくチューブ・ショウガチューブ各3cmほど、そしてスパイスを加えます。スパイスは好みもありますが、おすすめの配合は、ターメリック・シナモン・コリアンダー・カルダモン・バジルを小さじ１ずつ。最後にカレー粉を加えて火を止めます。

さて、このカレーソースと濾したフォンブランを合わせて塩コショウで味を整え、10分ほどコトコト煮込めば、スープカレーの完成です。お好みの焼き野菜やお肉に合わせて召し上がれ。

たっぷり野菜をとりたいときに！ ポイントは、トマトソースはしっかり煮詰めることと、野菜は弱火でじっくり炒めること。

まずはベースとなるトマトソース作りから。トマト2個を湯剥きして種をとり、ざく切りにします。これとホールトマトを潰して合わせ、1/3程度になるまで煮詰めましょう。

この間に、野菜を炒めます。オリーブオイルでにんにくを熱し、2～3cm角に切った玉ねぎ、タイム1本、ローズマリー1/3本を一緒に炒めます。塩コショウ少々をふり、火が通ったらトマトソースに投入。これをほかの野菜でも繰り返していきます。次は人参・赤ピーマン・緑ピーマン・パプリカです。最後は煮崩れしやすいナス・ズッキーニ。

すべての具材が鍋に入ったら、ローリエ2枚、タイム2本と一緒に30分弱、弱火でコトコト煮込みます。焦げないようにときどき鍋をかきまぜて。塩・胡椒で味を整えたら、冷まして召し上がれ。冷ますことで、トマトの酸味と野菜の甘みがよく馴染んでくれます。