品川区ってこんなところ
品川区はどんな街?
東京都品川区は、交通の便がさらによくなり副都心として成長していく地域です。区内には、しながわ水族館、船の科学館、大森貝塚、東海道品川宿本陣跡などがあります。区の社会的増減率は0.67%で[*1]、品川区へ引っ越す人が転出者より若干多い人気の無くならないエリアです。
再開発の大崎駅周辺に、大崎ニューシティー・ゲートシティー大崎・シンクパークなどがあります。大井町にアトレ、りんかい線沿線に品川シーサイドがあります。武蔵小山商店街、戸越銀座商店街など区内に多数の歴史的な商店街があります。
品川区ゆかりの人物は、政治家の伊藤博文、映画監督の黒澤明などです。
23区の区民の食生活を他の県庁所在地の市民と比較すると、チーズ・生鮮野菜・ケーキの消費額が1位、バター・いちごの消費額が2位となっています。
品川区の歴史と交通
品川は江戸時代に東海道の宿場町として栄えました。明治に入ると京浜工業地帯の一部となり、品川には新橋駅から横浜駅までの日本最初の鉄道が通りました。東海道の国道1号、15号、首都高羽田線・湾岸線が南北に走ります。大井JCTから渋谷・新宿方面に向かう首都高速中央環状線が開通しました。
JR東日本の乗降者数[*3]をみると、品川区内には、JR東で乗降者数18位の大崎駅(14万3千人)、24位の五反田駅(13万3千人)、31位の目黒駅(10万7千人)があります。山手線、京浜東北線、埼京線、横須賀線(西大井駅)、東急目黒線・大井町線・池上線、りんかい線、東京モノレール、京急本線、東京メトロ南北線、都営三田線・浅草線が縦横に走ります。
品川区から他の市区町村への通勤する人は52.4%いらっしゃいます[*1]。
品川区での子育てと教育
区内の14歳以下の人口増減率は、12%と大きく増加しています。
品川区の子育てスポットとして、噴水広場のあるしながわ区民公園、回遊式庭園のある戸越公園、恐竜像のある子供の森公園、プレイパークとして再整備された北浜こども冒険広場、大井埠頭中央海浜公園などがあります。
児童書の豊富な図書館が多く、品川図書館、大井図書館、五反田図書館、八潮図書館、大崎図書館、荏原図書館、南大井図書館、源氏前図書館などがあります。品川区立図書館は、学校の先生と連携して、図書館を調べ学習の場として提供する事業や、学校訪問してのブックトークなどに取り組んでいます。
区の10km平方あたりの小学校数は171.7校と、平均97.6校より多く、小学校が比較的自宅近くにあります[*1]。
家計調査[*2]では、東京都区部の1世帯当たり年間授業料が平均12万1千円、補習教育(塾)に平均4万3千円です。
東京都全体で、通塾率は小学生57%、中学生69%です。品川区の私立小学校の在籍率は国公立に対して2%、私立中学在籍率は44%です[*4]。
品川区の暮らしとお金
品川区の土地価格は、住宅地の平均価格で1平方メートルあたり62万1千円と、県平均の31万7千円を上回っています[*5]。住宅の間取りを居住室数でみますと、持ち家で4.1室、借家で2.1室です[*1]。
世帯年収の統計[*5]によると、品川区の持ち家世帯では、世帯年収700万円から1000万円が17.4%と多く、次は500万円から700万円で14.6%です。借家世帯では、世帯年収500万円から700万円が17.5%と多く、次は200万円から300万円で14.5%となっています。
区には、住民税の住宅借入金等特別税額の控除制度があります。また、住宅改善工事助成事業、雨水利用タンク設置助成、太陽光発電システム設置助成事業に取り組んでいます[*6]。
品川区の暮らしやすさを確認しましょう[*1]。区の人口1万人あたりの施設数をみると、小売店数は85.3店・飲食店数は60.9店と、平均より多いです。病院数は0.4施設と平均より少ない一方、診療所は12.1施設と平均より多いです。介護老人福祉施設数は、65歳以上の1万人あたり1.0所と、平均より少なめです。
*1 総務省「市区町村のすがた」項目により2009年から2013年の調査
*2 総務省「家計調査・家計収支編2015年2月」2014年の調査
*3 JR東日本「各駅の乗車人数2013年版」2013年の調査
*4 株式会社シンクタンクみらい「都道府県・市町村別の教育・社会・経済指標データ設計報告書2012年3月」
(平成23年度文部科学省委託調査)主に2010年の調査
*5 総務省「平成25年住宅・土地統計調査結果」2013年の調査
*6 品川区ホームページ(2015年3月アクセス)
統計数値の比率等は一部当社算出。