江東区ってこんなところ
江東区はどんな街?
東京都江東区は交通の便が良く海浜の広い空間を楽しめる地域です。区内に、永代橋、清澄庭園、伝統芸能を伝える工匠一番館・二番館、東京都現代美術館、国際展示場などがあります。区の社会的増減率は0.77%で[*1]、江東区へ引っ越す人が転出者より若干人気の衰えないエリアです。
区内には、ららぽーと豊洲、お台場のパレットタウン、亀戸のサンストリート、南砂のトピレックプラザなどがあります。門前仲町の深川仲町通り商店街、亀戸の中央通商店街、大島のサンロード中の橋商店街など、魅力的な商店街がにぎわっています。
江東区ゆかりの人物は、探検家の間宮林蔵などです。
東京都区部の区民は、他の県庁所在地の市民と比較して、外食・マッサージへの支出額が1位、飲食への支出額が高知に次いで2位、レンタカーの使用額が浜松に次いで2位となっています。
江東区の歴史と交通
江戸時代に隅田川の河口が埋め立てられました。深川の木場は木材の集散地となり、舟運の拠点となりました。明治に入ると埋立地は京浜工業地帯の一部となり、多数の工場が進出しました。戦後はその工場跡地に住宅が建ち並んでいます。南東部の埋立地にはスポーツ施設や文化施設が立ち並び、交通も整備され、臨海副都心となりました。首都高速7号小松川線、9号深川線、10号晴海線、湾岸線が通っています。
JR東日本の乗降者数[*3]をみると、江東区内には、JR東で乗降者数61位の新木場駅(7万1千人)、82位の亀戸駅(5万7千人)があります。総武線、京葉線、東京メトロ東西線・有楽町線・半蔵門線、都営大江戸線・新宿線が走っています。また、有明や国際展示場へは、ゆりかもめや、りんかい線が接続しています。
江東区での子育てと教育
区内の14歳以下の人口増減率は、15%と増加しています。
江東区の子育てスポットとして、水遊びのできる木場公園、大型遊具のある大島小松川公園、サイクリングのできる江東区立若洲公園などがあります。
区立の亀戸図書館や城東図書館は、児童館も併設されています。江東図書館、深川図書館、東陽図書館、豊洲図書館、白河こどもとしょかんなどがあります。江東区立図書館では、学校への読み聞かせボランティアの派遣や、小学校新1年生へのガイダンスなどをしています。
区の10km平方あたりの小学校数は110.校と、平均97.6校より多く、小学校が比較的自宅近くにあります[*1]。
家計調査[*2]では、東京都区部の1世帯当たり年間授業料が平均12万1千円、補習教育(塾)に平均4万3千円です。
東京都全体で、通塾率は小学生57%、中学生69%です。江東区での私立小学校への在籍はなく、私立中学への在籍率は12%です[*4]。
江東区の暮らしとお金
江東区の土地価格は、住宅地の平均価格で1平方メートルあたり41万2千円と、県平均の31万7千円を上回っています[*5]。住宅の間取りを居住室数でみますと、持ち家で4.2室、借家で2.6室です[*1]。
世帯年収の統計[*5]によると、江東区の持ち家世帯では、世帯年収700万円から1000万円が18.9%と多く、次は500万円から700万円で18.%です。借家世帯では、世帯年収500万円から700万円が17.7%と多く、次は200万円から300万円で17.%となっています。
区には、住民税の住宅借入金等特別税額の控除制度があります。また、住宅修築資金融資あっせんと利子の一部補給事業、マンション共用部分リフォーム支援・利子の一部補給事業に取り組んでいます[*6]。
江東区の暮らしやすさを確認しましょう[*1]。区の人口1万人あたりの施設数をみると、小売店数は72.5店・飲食店数は60.9店と、平均より少ないです。病院数0.4施設・診療所は7.9施設と、これも平均より少ないです。介護老人福祉施設数は、65歳以上の1万人あたり1.4所と、平均と同程度です。
*1 総務省「市区町村のすがた」項目により2009年から2013年の調査
*2 総務省「家計調査・家計収支編2015年2月」2014年の調査
*3 JR東日本「各駅の乗車人数2013年版」2013年の調査
*4 株式会社シンクタンクみらい「都道府県・市町村別の教育・社会・経済指標データ設計報告書2012年3月」
(平成23年度文部科学省委託調査)主に2010年の調査
*5 総務省「平成25年住宅・土地統計調査結果」2013年の調査
*6 江東区ホームページ(2015年3月アクセス)
統計数値の比率等は一部当社算出。