台東区ってこんなところ

台東区はどんな街?

東京都台東区は伝統工芸と下町情緒の残る観光の街です。区内に、上野公園、不忍池、上野動物園、国立科学博物館、東京国立博物館、浅草寺などがあります。区の社会的増減率は1.15%で[*1]、台東区へ引っ越す人が転出者より多い人気エリアです。
上野駅周辺に松坂屋・アトレ・丸井、浅草に松屋があります。上野と御徒町間のアメヤ横町、合羽橋の道具街、浅草の仲店やオレンジ通りなど、活気あふれる商店街が多数あります。
台東区ゆかりの人物は、俳人の正岡子規、美術の岡倉天心、小説家の森鴎外などです。
都区部全体で、他の県庁所在地などとの比較では、都民の外食・マッサージへの支出額1位、飲食は高知に次いで2位、レンタカーは浜松に次いで2位です。

台東区の歴史と交通

このエリアは、江戸時代に寛永寺や浅草寺の門前町として栄えました。玩具・人形などの問屋街が形成され、当時の伝統工芸は現在に伝わっています。明治に入り上野駅が開業すると、東北・上信越の窓口となり交通・商業の要所となりました。寛永寺の境内は上野公園となり、博物館・動物園などが次々と建設されました。日光街道・奥州街道の国道4号と、水戸街道の国道6号が走っています。首都高速は1号上野線と連絡しています。
JR東日本の乗降者数[*3]をみると、台東区内には、JR東で乗降者数13位の上野駅(18万2千人)、64位の御徒町駅(6万8千人)、87位の浅草橋駅(5万3千人)があります。東北・上越・北陸・山形・秋田新幹線、東北本線、総武本線が走り、東京メトロは銀座線・日比谷線・千代田線、都営浅草線・大江戸線が縦横に連結しています。
台東区から他の市区町村への通勤する人は42.8%いらっしゃいます[*1]。

台東区での子育てと教育

区内の14歳以下の人口増減率は、1%と若干ですが増加しています。
台東区の子育てスポットとして、広場のある日本堤公園、ビオトープのある精華公園、池のある御徒町公園、樋口一葉ゆかりの一葉記念公園、岡倉天心記念公園、スカイツリーのよく見える隅田公園、水遊びのできる防災広場根岸の里などがあります。
上野公園に国立の国際子ども図書館があります。子どものためのフロアーもあり、絵本に関するイベントもしています。区立図書館には、中央、浅草橋分室、谷中分室、根岸図書館、石浜図書館などがあり、おはなし会などをしています。
区の10km平方あたりの小学校数は188.5校と、平均97.6校より多く、小学校が比較的自宅近くにあります[*1]。
家計調査[*2]では、東京都区部の1世帯当たり年間授業料が平均12万1千円、補習教育(塾)に平均4万3千円です。
東京都全体で、通塾率は小学生57%、中学生69%です。台東区では私立小学校への在籍はなく、私立中学の在籍率は国公立に対して5%です[*4]。

台東区の暮らしとお金

台東区の土地価格は、住宅地の平均価格で1平方メートルあたり56万4千円と、県平均の31万7千円を上回っています[*5]。住宅の間取りを居住室数でみますと、持ち家で4.3室、借家で2.2室です[*1]。
世帯年収の統計[*5]によると、台東区の持ち家世帯では、世帯年収500万円から700万円が18.6%と多く、次は700万円から1000万円で16.1%です。借家世帯では、世帯年収100万円から200万円が20.5%と多く、次は300万円から400万円で15.9%となっています。
区には、住民税の住宅借入金等特別税額控除制度があります。また、住宅の修繕・リフォーム資金の融資あっせん・利子の一部負担、再生可能エネルギー機器等の助成事業、雨水貯留槽設置の助成事業に取り組んでいます[*6]。
台東区の暮らしやすさを確認しましょう[*1]。区の人口1万人あたりの施設数をみると、小売店数は239.4店・飲食店数は60.9店と、平均より多いです。病院数は0.4施設と平均より少ない一方、診療所は13.8施設と平均より多いです。介護老人福祉施設数は、65歳以上の1万人あたり1.2所と、平均より少なめです。

*1 総務省「市区町村のすがた」項目により2009年から2013年の調査
*2 総務省「家計調査・家計収支編2015年2月」2014年の調査
*3 JR東日本「各駅の乗車人数2013年版」2013年の調査
*4 株式会社シンクタンクみらい「都道府県・市町村別の教育・社会・経済指標データ設計報告書2012年3月」
  (平成23年度文部科学省委託調査)主に2010年の調査
*5 総務省「平成25年住宅・土地統計調査結果」2013年の調査
*6 台東区ホームページ(2015年3月アクセス)
統計数値の比率等は一部当社算出。

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