文京区ってこんなところ

文京区はどんな街?

東京都文京区は文豪のゆかりも多い落ち着いた街並みの文教地区です。区内に、湯島神社、東京ドーム、小石川植物園、六義園などがあります。区の社会的増減率は0.87%で[*1]、文京区へ引っ越す人が転出者より多い人気の衰えないエリアです。
区内に、小石川のえんま商店街、千駄木のよみせ通り商栄会など多数の商店街があり、にぎわっています。
文京区ゆかりの人物は、詩人の石川啄木、小説家の泉鏡花などです。
都区部全体で、都民の消費を見ますと、他の県庁所在地などとの比較で、チーズ・生鮮野菜・ケーキ・ミネラルウォーター・ワインへの消費額が1位です。

文京区の歴史と交通

文京区弥生町で土器が発見され、弥生時代という歴史区分の名称ともなりました。この地域は、江戸時代には大名屋敷が広がり、中山道の整備とともに発展しました。明治以降、大名屋敷跡は多数の学校となり、印刷・製本業も発達、文教地区となりました。中山道の東京-高崎間は国道17号となり、本郷通り、白山通りとして区内を走っています。首都高速は、5号池袋線が南部を通っています。
文京区内には、東京地下鉄丸ノ内線、南北線、有楽町線、千代田線、都営地下鉄三田線、大江戸線が走っています。文京区から他の市区町村への通勤する人は56.9%いらっしゃいます[*1]。

文京区での子育てと教育

区内の14歳以下の人口増減率は、10%と大きく増加しています。
文京区の子育てスポットとして、噴水のある大塚公園、滝のある須藤公園、神田川沿いの江戸川公園、じゃぶじゃぶ池の教育の森公園などがあります。
区立真砂中央図書館では、子どもたちへの読み聞かせ活動の支援に取り組んでいます。本駒込図書館、千石図書館、根津図書館など児童書が整備されています。水道端図書館では洋書の絵本をそろえています。
区の10km平方あたりの小学校数は212.2校と、平均97.6校より多く、小学校が比較的自宅近くにあります[*1]。
家計調査[*2]では、東京都区部の1世帯当たり年間授業料が平均12万1千円、補習教育(塾)に平均4万3千円です。
東京都全体で、通塾率は小学生57%、中学生69%です。文京区の私立小学校の在籍率は国公立に対して30%、私立中学在籍率は76%と高率です[*4]。

文京区の暮らしとお金

文京区の土地価格は、住宅地の平均価格で1平方メートルあたり74万5千円と、県平均の31万7千円を上回っています[*5]。住宅の間取りを居住室数でみますと、持ち家で4.1室、借家で2.0室です[*1]。
世帯年収の統計[*5]によると、文京区の持ち家世帯では、世帯年収1000万円から1500万円が16.1%と多く、次は700万円から1000万円で14.6%です。借家世帯では、世帯年収500万円から700万円が15.5%と多く、次は400万円から500万円で15.1%となっています。
区には、住宅借入金等特別税額の控除制度があります。また、耐震改修設計助成事業、住宅用太陽光発電システム設置費助成事業、家庭用燃料電池設置費助成事業に取り組んでいます[*6]。
文京区の暮らしやすさを確認しましょう[*1]。区の人口1万人あたりの施設数をみると、小売店数は104.3店・飲食店数は60.9店と平均より多いです。病院数0.5施設・診療所12.1施設と平均より多いです。介護老人福祉施設数は、65歳以上の1万人あたり1.3所と、平均より若干少なめです。

*1 総務省「市区町村のすがた」項目により2009年から2013年の調査
*2 総務省「家計調査・家計収支編2015年2月」2014年の調査
  (*3 JR東日本「各駅の乗車人数2013年版」2013年の調査)
*4 株式会社シンクタンクみらい「都道府県・市町村別の教育・社会・経済指標データ設計報告書2012年3月」
  (平成23年度文部科学省委託調査)主に2010年の調査
*5 総務省「平成25年住宅・土地統計調査結果」2013年の調査
*6 文京区ホームページ(2015年3月アクセス)
統計数値の比率等は一部当社算出。

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