風が吹き抜け、家族がつながる。リビング中心の暮らし
エリア | 千葉エリア |
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家族構成 | ファミリー |
面積 | 55.15㎡ |
間取り | 3DK → 2LDK |
テイスト | ヴィンテージ,モダン |
特徴 | 化粧梁、ダイニングカウンター、ニッチ3箇所、壁面タイル、トイレカウンター手洗い、木製ブラインド、照明器具、エアコン先行配管 |
リノベ費用概算 | 9,820,000円 |
狭く感じて印象が悪かった部屋
Tさまがリノベーション前にこの物件を内覧したとき、「買うことはないな」と思ったそうです。というのも、居室はそれぞれたった3帖、4帖。キッチンも2.7帖。さらにダイニングも和室で分割されており、非常に狭く感じたのだといいます。
ですが、ひかリノベから提示されたプランを見て、その考えは一変しました。
15帖超のLDKと、十分な広さの2居室。そして明るく落ち着いた内装。全く印象の違う部屋になって驚いたと夫婦お二人で口をそろえます。
入り口から窓辺まで、風が吹き抜ける部屋
15帖超のLDKは、キッチンを中心に、玄関からベランダまで一つにつながった特殊な造り。しかしこうすることで2面から採光でき、縦長のLDKでも、明るく風通し良く過ごせるようになりました。
「玄関とダイニングが隣り合わせなのが、昔ながらの民家のようで面白いと思いました。既存の物件ではまずない、リノベならではの構造ですよね。」とTさま。
ゆったりと準備ができる横長の玄関もお気に入り。ダイニングと空間的につながっているので、出かけるときもギリギリまで会話ができるのが嬉しいポイントとのこと。
主張する壁と柱がこだわり空間を演出
ダイニングキッチンの中心に当たる場所にあるパイプスペースは、共用部のため動かすことができないのでデザイン上の制限になりました。しかしこの部分を一つの柱のように見せることで、奥行きのある空間を演出。この柱が部屋のチャームポイントになっています。
また、壁のニッチには渋みのある赤いクロスを使い、部屋のアクセントとしました。
質感にこだわり、杉の化粧梁を採用
開放感にこだわりを持つTさまの意向により、天井は造作せず、コンクリート打ちっ放しのままとしました。代わりに、杉板を使った化粧梁をオーダーメイド。ここに照明の配線を通し、温かみのある空間をつくり上げました。
ダイニング横の通路部分の床材をタイル風にするなど、異なる質感の素材を組み合わせ、変化を楽しむ工夫も施しています。
またキッチンのレンジフードには、レトロで可愛らしいマウンテン型を採用。 どこをとっても他にない、Tさまだけのこだわりの住まい。ここで育つ息子さんがどんな大人に成長するか。今から楽しみです。