2016/5/20

【船橋・市川エリアK様邸リノベーションレポート③】根気が必要?それでも楽しい仕様決め

【船橋・市川エリアK様邸リノベーションレポート③】根気が必要?それでも楽しい仕様決め

ひかリノベ広報部です。

昨日のブログに続き、こちらの施工紹介も、前回のレポートから少し間が空いてしまいました。

もちろん、その間、工事の方は順調に進んでおりますが、その内容は別のレポートでご紹介します。
(冒頭の写真は、解体後に間仕切り壁の下地を組み始めた状態です。詳細は別レポートで!)

今回はリノベーションの間取りや仕様(商品や素材、色など)がどのような流れで決めていくかご紹介したいと思います。

 

1.まずは基本的な間取りを手描きで

ご要望について事細かくご記入いただいたヒアリングシートに基づいて、販売図面等の簡略図面に手描きで間取りを上描きするラフ図面を作成します。

こんな感じです。

ただ、ここで注意が必要なのは、不動産広告等に掲載されている販売図面、実はあまり正確ではありません。。

経験則からおおよその寸法を割り出して、コピー機で拡大縮小をして縮尺を合わせていますが、中には単純な拡大縮小では対応できない図面もあります。
(たとえば縦方向や横方向に押し潰されている図面・・・見たことありませんか?)

もちろん、あくまでお客様とのお打ち合わせ時に、全体的な配置や各部屋の大きさや形のバランス、生活動線などを確認するためのものなので、ここでは「図面」とは呼ばず、おもに「スケッチ」と呼んでいます。

これと並行して現地で詳細な採寸を行ない、正確なCAD図面を作成します。

ここで「スケッチでは入るはずだったんですけど・・・」とか「思ったより狭いです」とならないよう、スケッチの段階で色々なことを想定しながら間取りを検討しています。

今回のリノベーション、実はK様がインテリア関連のお仕事をされており、私がまだスケッチを描いている段階で、ご自身でも間取りをお考えになり、CADで描いたような図面を数パターン作成されておりました。

K様に限らず、最近はご自身でスケッチを描いたり、イラストレーターや間取り作成ソフトを使って簡単な間取り図を作成される方が少なくありません。

もちろん専門的な知識をお持ちではないので、縮尺等は合っていないことが多いですが、言葉よりも明快にイメージが伝わってくるので、とても助かっています。

中には、ひょっとしてどこかで経験があるのかな?と思うほど、センスがいい方もいらっしゃいます。

ちなみにK様はというと・・・参りました。もはや私が新しい間取りを考える必要がないというレベル、素晴らしい完成度でした。

 

2.カタログやサンプルとにらめっこ、最後はショールームへ

間取りが決まって一安心・・・と言いたいところですが、ここから根気がいる大変な作業が始まります。

フローリングはどんな風合い、どんな色にしようか? 建具(ドア)はどのメーカーのどのシリーズ、どのデザイン、どの色柄にしようか?

キッチンだけでも、天板カウンターの種類、シンクの種類、扉材の色、コンロまたはIHの種類、水栓の種類、レンジフードの種類など決めることはいっぱいあります。

実際の色味や表面の質感、手触り等はカタログでは分からないので、メーカーからサンプルを取り寄せますが、サンプルでもピンとこない場合は、ショールームで実物を確認していただいております。

この作業を楽しめるか、面倒くさいと思うか、人によって感じ方は様々だと思いますが、リノベーションをされる方は総じて非常に熱心です。

仕様決めのお打ち合わせの時は

こんな感じで、テーブルの上がカタログやサンプルで埋め尽くされます。

時間はかかりますがとても重要な作業であり、工事が終わって仕上がりを見てから「イメージと違う」とか「やっぱりあの色にしておけばよかった」ということがないように、ご納得いくまでとことん悩んでいただいております。

種類がいっぱいあり過ぎて、どうしてよいか分からないという方には、大まかなイメージやお好みをお聞きしてから、お勧めの商品をご提案しておりますのでご安心下さい。

 

 3.最後に

いかがでしたか?

悩んで悩んで、自分自身で決めた建材や内装材、設備機器に囲まれた暮らしは、間違いなく格別なものとなりますよ。

知人や来客についお話したくなる、完成までの色々なストーリーが詰まったこだわりの空間。

想像しただけでもワクワクしてきますね!

リノベーションに興味を持たれた方は、ぜひ、セミナーにでもご参加ください。お会いできることを楽しみにしています!

 

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